keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【本の感想】中山 七里「テミスの剣」

テミスの剣 (文春文庫) あらすじ 目次 感想 著者の作品で一番好き 発端 冤罪が明らかに この作品の面白さ 惜しまれる点 素晴らしい作品 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 死刑判決を受け自殺した強盗殺人事件の犯人は冤罪だった。…

【本の感想】米澤 穂信「犬はどこだ」

犬はどこだ あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 病気のため銀行を退職した「私」は犬探し専門の探偵会社を始めるが、初めて入った依頼は行方不明の孫娘の捜索と古文書の調査だった。押し掛けた剣道部の後輩を雇…

【コラム】電子書籍と紙の本~ TTPが潰した電子書籍の作品

中国と台湾がTTPに参加の申請をして今後揉めそうだが、TTPと言えば電子書籍の読書家、特に純文学が好きな人にとって残念な思いしかない。 このプログでもしつこく書いているのだが、TTPの発効により著作権が従来の50年から70年になっていまい、電子書籍にで…

【本の感想】佐々木 譲「代官山コールドケース」

代官山コールドケース (文春文庫) あらすじ 目次 感想 再捜査シリーズの2作目 事件当時への郷愁 「代官山コールドケース」の周辺地図(現在) 代官山散策 この作品をおすすめしたい人 著者について 受章歴 主な作品 あらすじ 神奈川県警管内の殺人の証拠から…

【本の感想】荻原 浩「明日の記憶」

明日の記憶 (光文社文庫) あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 若年性アルツハイマーにかかった主人公が、次第に会社の仕事や日常生活が上手く出来なくなっていく様子と家族が支える姿を主人公自身の視点から描い…

【本の感想】伊坂幸太郎「死神の精度」

死神の精度 (文春文庫) あらすじ 目次 感想 「死神」について 6つの物語 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 人を予定どおり死なせる(自殺、病死以外)かを調査することが仕事の「死神」と、調査される人たちが織り成すバラエティ…

【本の感想】堀辰雄「風立ちぬ」~不安と絶望の中の珠玉の時間

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫) あらすじ 目次 感想 何回目かの読書 ストーリーの流れ 序曲 春 風立ちぬ 冬 死のかげの村 重層的な心理と時間の流れ 時間の流れ 堀辰雄の実生活と作品の対比 感想まとめ この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あ…

【本の感想】戸部良一ほか「失敗の本質ー日本軍の組織的研究」~オリンピック、コロナ対策と重なる部分

失敗の本質 あらすじ 目次 感想 オリンピックと本書 6つの敗北と失敗 ノモンハン事件 ミッドウェー海戦 ガダルカナル作戦 インパール作戦 レイテ海戦、沖縄戦 全体として 日本の社会と日本人の特性~オリンピック、コロナ対策にも通じるもの 雑感~絶対的な…

【本の感想】堀辰雄「菜穂子」~ 懐かしきロマンの香り

菜穂子・楡の家 (新潮文庫) あらすじ 目次 感想 小説らしい小説 「楡の家」 「菜穂子」 療養所(サナトリウム) 登場人物への感想 結末 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 夫の残したO村の別荘で暮らす三村夫人は、小説家森との関…

【本の感想】五十嵐 貴久「贖い(あがない)」

贖い あらすじ 目次 感想(ネタバレ) この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 東京、埼玉、愛知の三つの都県で起きた殺人事件を追う各警察本部は、様々な障害と偶然のきっかけを経て、重なり合う一人の容疑者にたどり着く。その人物の…

【本の感想】後田亨・永田宏著「いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」」&出口治明著「生命保険とのつき合い方」

いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 (講談社+α新書) 生命保険とのつき合い方 (岩波新書) 2つの本の内容 本の目次 「いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」」 「生命保険とのつき合い方」 感想 共通の指摘の内容 加入…

【本の感想】出口治明「還暦からの底力ー歴史・人・旅に学ぶ生き方」〜賢者の本かもしれない

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書) あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 高齢化社会で老後の生活の不安について悲観論があふれているが、歴史や世界をみれば還暦後に活躍した人は多い。…

【本の感想】堀辰雄「フローラとフォーナ」

堀辰雄大全 あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ 花が好きなプルーストに関して、社会に対する見方にはフローラ(flora=植物相)とフォーナ(fauna=動物相)があり、プルーストは受動的なフローラであるとの見方…

【本の感想】堀辰雄「美しい村」

風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫) あらすじ 目次 感想 作品の文体について ご参考:作品の散歩コース この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ シーズン前の初夏の避暑地軽井沢に1人で滞在している小説家の「私」は、失恋の痛手を抱えなが…

【本の感想】佐々木 譲「地層捜査」〜花街・四谷荒木町と「策の池」の郷愁

地層捜査 特命捜査対策室 (文春文庫) あらすじ 目次 感想 荒木町と「策の池」 「荒木町」が醸し出す不思議な読後感 この作品をおすすめしたい人 著者について 受章歴 主な作品 あらすじ 警視庁捜査一課刑事で謹慎中の水戸部は、四谷荒木町で15年前に起きた老…

【本の感想】筒井康隆「パプリカ」

パプリカ (新潮文庫) あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品(代表作) あらすじ 夢を視覚化、映像化する機械ができ、さらに夢にセラピストが入り込んで精神疾患を治療することが可能となった近未来の話。精神医学研究所理事…

【本の感想】稲垣 栄洋「生き物の死にざま」

生き物の死にざま あらすじ 目次 感想 心打つ内容 あたたかい視線 生きる目的 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ サケ、ミツバチ、カゲロウなど、単細胞生物から昆虫、大型動物までの様々な生き物の誕生から死について、特に「死」…

【本の感想】小池 浩「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」

借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ あらすじ 目次 感想 なぜ宗教的と思うのか 口コミでは 著者について 主な作品 あらすじ 12年前、念願のアパレルショップ経営のために負った借金が膨れ上がり、2000万円(うちヤ…

【本の感想】宮本節子「ソーシャルワーカーという仕事」

ソーシャルワーカーという仕事 (ちくまプリマー新書) あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品 あらすじ ソーシャルワーカーとして長い経験を持つ著者が、社会の中の居場所を見失った人を、支え育てて、暮らしてゆく環境を整え…

【本の感想】芥川龍之介「蜃気楼」

芥川龍之介大全 あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品( 代表作) あらすじ 「僕」は訪れた友人らとともに近くの鵠沼海岸へ最近評判になっている蜃気楼を見に行く。途中、似たような「新時代」の服装をしたカップルや海での…

【本の感想】江戸川乱歩「押絵と旅する男」

江戸川乱歩作品集 107作品収録+関連作品 あらすじ 「私」は汽車の中で、額に入った絵のようなものを窓の外に向ける妙なしぐさをしている年の良くわからない男に興味を持つ。男から見せられたそれは、まるで生きているかのような男女の押絵だった。男は「私…

【本の感想】泉鏡花「外科室」

『泉鏡花全集・188作品⇒1冊』 あらすじ 画家である「余」は重篤な病にかかった伯爵夫人の手術に立ち会う。夫人はうわごとを言うことを危惧し麻酔を拒否する。担当の医師高峰は麻酔なしで手術するが、手術の途中、身を起こした夫人は医師のメスを胸に差し自ら…

【本の感想】谷崎潤一郎「刺青」

刺青・秘密 (新潮文庫) あらすじ 江戸の彫り物師清吉は、以前町で見かけて刺青(入墨)を入れたいと思った娘が、芸子の使いで偶然家に訪れた機会に、娘にサディスティックな画を見せるとともに、眠り薬を飲ませ、背中に女郎蜘蛛の刺青を描いてしまう。目が覚…

【本の感想】泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品( 代表作) あらすじ 隠れていたマテ貝の穴の中で、行楽の芸人たちが入れたステッキに腕を折られた河童が、神社の姫神様に仕返しをしてくれと頼む。姫神様は芸人たちを神社まで引き寄…

【本の感想】芥川龍之介「玄鶴山房(げんかくさんぼう)」

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品( 代表作) あらすじ ゴム印の特許で財産を築いた画家玄鶴の家族の日常の生活を描いた物語。静かだが家族内に生じる軋轢や不満を描く。元妾が肺結核の玄鶴の世話をするため家に滞在し…

【本の感想】米澤穂信「氷菓」(「古典部」シリーズ)

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 文学賞受賞歴 このミステリーがすごい! 主な作品 あらすじ 省エネがモットーの高校1年の奉太郎は、海外放浪中の姉貴の指示で古典部に入部する。いくつかの不思議な出来事を解明した奉太郎は、異…

【本の感想】H.Gウェルズ「塀についたドア」(阿部知二訳)

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめしたい人 著者について 主な作品(代表作) あらすじ 「私」は英国の有力な政治家である友人から、幼いころ、白い塀にある緑の扉の中に入り、夢のような幸福な世界に入った思い出を聞く。彼はそれから何度かその扉を見…

【本の感想】志賀直哉「城の崎にて」

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫) あらすじ 東京で電車事故にあった著者が、静養のため湯治している城の崎の町でいくつかの生き物の死に出会い、自分の境遇と重ね合わせて、生と死が近いものだと実感する。 目次 なし 感想 志賀直哉は冒頭に掲げた作品集と…

【本の感想】夏目漱石「草枕」

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめする人 著者について 主な作品 あらすじ 主人公の洋画家が、九州の山奥の宿で出会った出戻りの美しい「若奥様」那美や地域の人との交流を描いた作品。女主人は周りから気が触れていると言われるほどエキセントリックな…

【本の感想】沢村鐵「クランⅥ 警視庁内密命組織・最後の任務」

あらすじ 目次 感想 神の正体は? 今までのストーリー この作品をおすすめする人 著者と主な作品について あらすじ 首相の緊急事態宣言は発せられたが、警察内部の抵抗は根強い。岩沢は足ヶ瀬を連れて養護施設に行き、園長から足ヶ瀬の出生の秘密を聞き出す…

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