keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【本の感想】沢村鐵「クランⅤ 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒」

あらすじ 目次 感想 今までのストーリー この作品をおすすめする人 著者と主な作品について あらすじ 神の配下の会議で神の代理人能登令子は上郷の秘密を明かしクラン抹殺を指示する。クランで上郷は自らの秘密を明かす。研究院に向かったワイズは兄と能登令…

【本の感想】沢村鐵「クランⅣ 警視庁機動分析課・上郷奈津実の執心」

あらすじ 目次 感想 この作品をおすすめする人 著者と主な作品について あらすじ 渋谷デライトで神を取り逃がしたクランは、別れて「神」の正体を追い求める。岩沢は足ヶ瀬巡査の育った養護施設で生い立ちを知る。足ヶ瀬たちは行方がわからなくなったソンシ…

【本の感想】泉鏡花「夜行巡査」

あらすじ 明治時代中期、警視庁の八田巡査は機械のように職務に取り組む人間。股引の破れた人力車の老車夫を見苦しいと怒鳴リつけ、夜の巡回中に霜の降りる中行き場のない母子を軒先から追い立てる。夜半の巡回中、偶然恋仲の娘とそれを許さない老人(伯父)…

【本の感想】樋口一葉「大つごもり」

あらすじ 貸し長屋を多く持つ資産家山村家で下女奉公をする娘お峰は、やっと暇をもらい育ての親の叔父の見舞いに訪れるが、生活に困窮する叔父から大晦日までに借金返済で金が必要と聞き自分の給金の前借りをする胸決意する。期限の大晦日、前もって話をして…

【本の感想】沖方 了(うぶかた とう)「マルドゥック・スクランブル The 1st Compression ─ 圧縮〔完全版〕」

あらすじ 少女娼婦の美少女バロットは、身を引き受けたシェルに焼死されかけるが、シェルの犯罪を追うイースターとネズミ型万能兵器であるウフコックに助けられ、「マルドゥック・スクランブル09法」に基づき、特殊能力のある人工皮膚をつけて再生する。バロ…

【本の感想】沢村鐵「クランⅢ 警視庁公安部・区界浩の深謀」

あらすじ 渋谷地下の事件で神に出会った晴山と岩沢。クランは公安部の区界を中心に神の正体に近づいていく。岩沢は伝説の組長から神について新たな事実を知るが、新たなテロ事件が巻き起こり、事態は急展開していく。 目次 プロローグ1――報道者 プロローグ…

【本の感想】泉鏡花「高野聖」

あらすじ 旅で道連れになった上人が、若いころに飛騨と信州を結ぶ山の中で体験した話~蛭の群れる恐ろしい森や、美しい女が住む一軒家での怪しくも蠱惑的な出来事を語る物語。 目次 なし 感想 まさか、高野聖を読むことになるのは思わなかった。歴史の教科書…

【本の感想】芥川龍之介「羅生門」

あらすじ 平安時代末期の晩秋の雨の夕刻。京都の外れにある羅生門で雨やどりしながら、行く末を思い悩んでいた下人は、死人の毛を抜いている老婆に出会い… 目次 なし 感想 教科書にも載っている日本文学の代表的作品。いや何が代表的かは人によるので、よく…

【本の感想】恩田陸「Q&A」

あらすじ 郊外の大型ピングセンターで原因不明の多数の死傷事件が起こる。死者69名。目撃者の証言により次々に明らかになる不可解な事実。なぜ事件は起こったのか。なぜ、多くの人がパニックになったのか。事件にあった人たちのその後の運命も変わっていく。…

【本の感想】浅田次郎「ラブレター」(「鉄道員(ぽっぽや)」より)

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫) この作品について 浅田次郎の作品「鉄道員(ぽっぽや)」の中の一編 「鉄道員」の収録作品は次のとおりです。 鉄道員 ラブ・レター 悪魔 角筈にて 伽羅 うらぼんえ ろくでなしのサンタ オリヲン座からの招待状 あとがきにか…

【本の感想】沢村鐵「クランⅡ警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂」

あらすじ 警視庁内で捜査一課蓑田が拳銃自殺、大混乱の中公安部が調査に乗り出す。一方渋谷で巡査が銃撃された事件を追う岩沢は、渋谷の伝説の組長に会い真相にたどり着こうとする。「クラン」は捜査二課北森の死の真相を突き止めるため、神奈川県警の警部補…

【本の感想】浅田次郎「うたかた」(「見知らぬ妻へ」より)

見知らぬ妻へ (光文社文庫) この作品について 浅田次郎の短編集「見知らぬ妻へ」の中の一編 ちなみに「見知らぬ妻へ」の掲載作品は次のとおりです。 踊子 スターダスト・レビュー かくれんぼ うたかた 迷惑な死体 金の鎖 ファイナルラック 見知らぬ妻へ あら…

【本の感想】若竹七海「御子柴くんと遠距離バディ」

あらすじ 長野県警から警視庁捜査共助課に就航して3年目の御子柴啓二、仕事も甘味も要領をつかんで活躍中だが、年末も迫った数日、ひょんなことから立て続けに偶然事件を解決。だが、最後に起こった予想外の事態!事件を契機に御子柴くんの身の上は大きく変…

【本の感想】若竹七海「御子柴くんの甘味と捜査」

あらすじ 長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事が、長野県がらみの事件を解決していく。本業以外に長野の上司や警視庁の同僚から信州や東京の甘味をねだられそちらでも苦労する。担当する事件はどれもいろいろ輻輳する難事件で振り回されるが、…

【本の感想】沢村鐵「クラン」Ⅰ警視庁捜査一課・晴山旭の密命

著者について 沢村 鐵(さわむら てつ、1970年11月11日[1] - )は、日本の小説家。岩手県釜石市鵜住居町出身。2000年、地方都市の学校を舞台としたミステリー小説『雨の鎮魂歌(レクイエム)』(幻冬舎)でデビューする。 主な作品 警視庁墨田署刑事課特命担…

【本の感想】佐々木閑「別冊NHK199分で名著 ー 集中講義 大乗仏教 こうして仏陀の教えは変容した」

著者について 佐々木 閑(ささき しずか、1956年9月27日 - )は、日本の仏教学者(インド仏教史、戒律)。真宗高田派の僧侶。花園大学教授(博士(文学)、佛教大学)。 著書 『出家とはなにか』(大蔵出版、1999年) 『インド仏教変移論、なぜ仏教は多様化…

【本の感想】沢村鐵「シュラ」(警視庁隅田署刑事課特命担当・一柳美結シリーズ4)

著者、主な作品について こちら↓ keepr.hatenablog.com あらすじ 国際的なハッカーチャールズは投稿し、警察庁、天才学者佐々木講師とともに世界最悪の死の商人田中を逮捕する計画に手を貸す。一方、美結は田中に教えられた、家族を殺害した犯人にい復讐する…

【本の感想】沢村鐵「ネメシス」(警視庁隅田署刑事課特命担当・一柳美結シリーズ3)

著者、主な作品について こちら↓ keepr.hatenablog.com あらすじ 高層ツリー展望台の事件が終わるが、国際的ハッカーC=チャールズはいまだ捕まらず、サイバー攻撃を受けた東京の都市機能は回復しない。警察庁の水無瀬と天才学者佐々木講師はCに対抗するチー…

【本の感想】沢村鐵「スカイハイ」(警視庁隅田署刑事課特命担当・一柳美結シリーズ2)

著者について 沢村 鐵(さわむら てつ、1970年11月11日[1] - )は、日本の小説家。岩手県釜石市鵜住居町出身。2000年、地方都市の学校を舞台としたミステリー小説『雨の鎮魂歌(レクイエム)』(幻冬舎)でデビューする。 作品 警視庁墨田署刑事課特命担当・…

【本の感想】沢村鐵「フェイスレス」(警視庁隅田署刑事課特命担当・一柳美結シリーズ)

著者について 沢村 鐵(さわむら てつ、1970年11月11日[1] - )は、日本の小説家。岩手県釜石市鵜住居町出身。2000年、地方都市の学校を舞台としたミステリー小説『雨の鎮魂歌(レクイエム)』(幻冬舎)でデビューする。 作品 警視庁墨田署刑事課特命担当・…

【本の感想】京極夏彦「続巷説百物語」

著者について 京極 夏彦(きょうごく なつひこ、1963年3月26日 - )は、日本の小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。日本推理作家協会理事長。 世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、関東水木会会員、東アジア恠異学会会…

【本の感想】京極夏彦「巷説百物語」

著者について 京極 夏彦(きょうごく なつひこ、1963年3月26日 - )は、日本の小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。日本推理作家協会理事長。 世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、関東水木会会員、東アジア恠異学会会…

【本の感想】伊坂幸太郎「AX」

著者 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう、1971年5月25日 - )は、日本の小説家。千葉県松戸市出身。東北大学法学部卒業。 主な作品 2000年『オーデュボンの祈り』第5回新潮ミステリー倶楽部賞 2002年の『ラッシュライフ』 2003年の『重力ピエロ』 2003年『陽気…

【本の感想】東野圭吾「流星の絆」

著者について 東野 圭吾(ひがしの けいご、1958年2月4日 - )は、日本の小説家。大阪府大阪市生野区生まれ(本籍は東区玉造・現中央区)。本名同じ。 作品 代表作 『秘密』(1998年) 『白夜行』(1999年) 『容疑者Xの献身』(2006年) 『ナミヤ雑貨店の奇…

【本の感想】堀辰雄「燃ゆる頬」

著者について 堀 辰雄(ほり たつお)1904年(明治37年)~1953年(昭和28年) 主な作品 ルウベンスの偽画(1927年) 不器用な天使(1929年) 聖家族(1930年) 燃ゆる頬(1932年) 麦藁帽子(1932年) 美しい村(1933年) 鳥料理(1934年) 物語の女(1934…

【本の感想】東野圭吾「白夜行」

白夜行感想 コロナ自粛のため東野圭吾の本がkindleで読めるようになった!種類は限られているが、迷わず「白夜行」を購入。30年前発売当時に文庫本で読んだ。もう一度読みたいと思いながら、今は老眼でkindleの大きな文字以外は受け付けないので読めず残念だ…

【本の感想】若竹七海「猫島ハウスの騒動」

楽しい殺人の物語=コージーミステリというのだそうです。 若竹さんのミステリーは葉村晶シリーズが好きだが全部読んでしまった。古くは赤川次郎さんのようなライトノベルっぽいのは実はあまり好きではなのだか、ほかにないので、古書店アゼリアの死体、ポリ…

ダシール・ハメット「血の収穫」

ハードボイルドの原点、古典として名高い作品。いくつものミステリー特にハードボイルドもので引用され、いつか読んでみたいと思っていた作品! 読んで見ました。 結論としては、時代、国、警察・私立探偵という背景の違いによる違和感があり、人が多数死ぬ…

【本の感想】若竹七海「古書店アゼリアの死体」

若竹七海さんの作品。女探偵シリーズが好きなのですが、すべて読んだので、他のシリーズでも面白そうな作品をと以前購入し、2度目の読書です。 1度目の印象として、やはり女探偵シリーズの方がいいな、ライトノベルで深みがない、何かドタバタしているとの印…

【本の感想】若竹七海「静かな炎天」

2度目読了。 面白いです。 昔の同僚が、病院で人質になっている事件での、女探偵と警察との会話が、とぼけていて、ウイットがあってとても好きです。 最後の、クリスマスイブの日に都内を際限なく引き回される話も、絶妙。話の流れが複雑なので、2度目でも飽…

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