keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

 【本サイトはアフェリエイト広告を利用しています】

【本の感想】若竹七海「悪いうさぎ」

若月七海「悪いうさぎ」。ストーリーが輻輳しているので、2度目ですがむしろ面白かった。 女探偵はシリーズ中でもかつてない危機に何度か陥ります。この本ではまだ31歳なので切りぬけますが、40代だったら無理でしょう。 シリーズで一番面白いかも。 悪いう…

【本の感想】万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ 松岡圭祐

万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰ。3.4年ぶりに読み返してみました。 ライトノベルで、文体、内容ともツッコミどころは多いのですが、次の巻が読みたくなるから不思議です。 このシリーズ最初の巻で、1,2巻でセット。荒唐無稽な一方で、主人公の成長にはワクワク感があ…

【本の感想】秋 芥川龍之介

全集の中から、芥川中期の作品で「秋」。 姉妹と従兄弟の間の細やかな愛憎をえがいた作品。 大阪の松林の庭の寂しい秋の様子。大正時代の多摩か武蔵野あたりの風景。 不快ではない寂寥感が心に残る小品です。 『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』 おすすめ! ki…

【本の感想】贖い 五十嵐 貴久

最近読み返しました。改めて五つ星評価しました。 3つの別々の事件が一つにつながったときの高揚感、心地よさがなんとも言えません。 五十嵐氏の作品の中では、事件や捜査はむしろ地味なほうですが、最近読んだミステリーの中では、白眉の作品です。 贖い

【本の感想】堀辰雄 「青猫」について

堀辰雄の本は青空文庫でも読めますが、全集がほしくてKindleで買いました。作品があいうえお順なので、最初の方にあった「「青猫」について」という作品について。 メジャーではないので、初めて読みました。 堀の萩原朔太郎への思いを綴った作品ですが、朔…

【本の感想】芥川全集

本は全部Kindleで読んでいます。何冊か並行してよみますが、このところ、200円で芥川のすべての作品が読めるこの全集を読みつづけています。 芥川は今読んでも古い感じがしません。すごい作家だと、今更ながら感心しながら読んでいます。 中編、小編だけなの…

【本の感想】アニーの冷たい朝 黒川博行

内容(「BOOK」データベースより)アニーという名の人形に似た顔の美女たちが、何者かに次々と殺されていった。犯人はアニーに死化粧を施し、着せ替え人形のようにドレスを着せて犯していた。犯人を追う刑事たちの行く手にデート商法の詐欺師が浮かんだが、…

【本の感想】慈雨 柚月裕子

内容(「BOOK」データベースより)警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨…

プライバシーポリシー 免責事項