keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【モノ】机とタンスを解体。大型バールがあると便利で、災害時の備えになる。


バクマ ちょーかるバール 900mm

 

先日、大きな婚礼タンスを回収業者に頼んで解体したが、なんとなく解体の仕方も分かったので、ネットの動画も参考にして、もう使わなくなった子どもの勉強机と押入れタンスを解体してみた。

 

keepr.hatenablog.com

 

まず机から。天板を外すと簡単に解体できそうなので、天板の下のすき間に先の尖った工具を金づちで入れるが、時間がかかりそうなので、知人から借りて来た大型90cmのバールをすき間に差し込み、ぐいっと持ち上げると、テコの原理で簡単に外れたのにはびっくりした。

後ろのベニア板もバリバリとバールで剥がせば、後は四角い枠だけになったので、バールで叩きなから、斜めに折って、手で一気に解体できた。板や筋交いのない枠はグラグラと弱いので、それを外せば解体は簡単だ。

要するにそこを外せば壊れる弱点、解体ポイントを見つけてそこから壊していく。ある種の人間関係や戦いとも同じだな。それと、通常力がかからない方向に捻ったり曲げたりするとモノは簡単に壊れる。人や動物の関節も同じで、可動域の逆方法に弱い。関節技とか肉の解体もそういう原理か。書いていて気持ち悪いが…

 

押入れタンスはまず引き出しの枠を弱い方向に叩いて外し、底のベニア板を引き剥がして分解した。タンスの枠は細い枠を折り、後ろのベニア板を外すと枠だけになったので、後は斜めに押し潰した。この時は大型バールがなかったが、あればもっと楽に解体できただろう。

大型バールは、地震などの災害時に倒れた家具を持ち上げたり、開かなくなったドアを壊すのにも役立つので、家庭の必需品かもしれない。手の届くところに置いてあると非常時に役立つだろう。

 

上で書いたバールは多分これ⇩、「パイプバラシバール」だと思う。中間部がパイプ構造で比較的軽く持ちやすくて、使いやすかった。軽いと言っても重量は2キロ弱あるので破壊力は相当あった。塗装されていて錆びにくいので、室内に保管しても安心だと思う。

✅パイプバラシバール(スクレーパーバール)


本製品は、頭部と尾部は一体型ではないが、溶接とカシメによるW接合で、全体焼入れもされているので、中間部が空洞になっているにもかかわらず、強度・耐荷重に優れている。

 

上記のパイプバラシバールも解体など家庭で使用するには十分な耐久性があるが、より大きな耐荷重を求めるなら、全体焼入れ一体型の「六角(八角)バール」や「平バール」がある。

✅六角(八角)バール

 

✅平バール

 

構造上、全方向で耐荷重性が強い六角・八角バールが優れているが、店頭で手にすると六角バールは角があって少し持ちにくく、力が入ると素手では痛いだろう(八角バールは市販品が少ない)。平バールは握りやすく手にしっくりくる感じ。

多少耐荷重が落ちるが、普段使いを兼ねるのであれば平バールの方が使いやすいと思う。

また、素人の感想ではあるが、長さは90cmのものがいいと思う。保管などでかさばるのが嫌なら75cmでも良いが、解体作業や非常時の使用を想定すると、やはり力点から距離のある90cmの製品の方が安全かつ強力で使いやすいはずだ。

 

 

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