keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【Music 私的感想】「ひとり酒場で」森進一

「ひとり酒場で」のイメージ

 


ひとり酒場で (クラシックCD付)

 

今日は「1111」一年で1番1が並ぶ日。暦の上では立冬になり、ここ数日正常なの季節感が戻ったが、今日は最高気温23度と生暖かい。

 

さて歌謡曲の話。

 

「ひとり酒場」でというと美空ひばりの「悲しい酒」の歌詞の方が世間には知られているが、自分は森進一のこの曲が好きだった。

 

この曲は夜の銀座で一人しみじみ飲む酒がテーマだが、もちろん自分はそんなリッチでお洒落な経験などない。

 

先輩に連れて行ってもらった新橋駅前のバーや、バブルの頃に職場の二次会で連れて行かれた六本木のスナックあたりで飲んだことがある位だ。

 

ひとり酒も立ち飲み屋でレモンサワーを呑んでいた程度で、バーで一人飲みするような社交性や度胸などはない。

 

でも、銀座と言っても社用族御用達の高級クラブでなく、少し外れた場所でしみじみ飲んでいるイメージなので、貧乏人の自分にも共感できるのだ。

 

ひろい東京にただ一人 泣いているよな夜がくる

両手で包むグラスにも 浮かぶいとしい面影よ

(「一人酒場で」より)

 

 

これは時代、男女を問わず多少なりとも経験する心情ではなかろうか。

 

特に3番の歌詞、

 

暗い東京の酒場でも 夢があるから酔いにくる

今夜はとても淋しいと そっとあの娘が言っていた

 

 

という部分の切ない淋しさには妙に共感する。

 

冒頭の下手な絵はこの曲の勝手なイメージだが、一人グラスを傾ける男というものはきっとストライプの背広を着ていると何故か確信している😁。

 

今は飲まないが、酒もいいなと思ったりする。酔いが冷めた後の虚無感や二日酔いの頭痛さえなければね…

 

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