keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【コラム】変な記事


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朝日新聞の記事


今朝の朝日新聞の一面に面白い記事が載っていた。地方自治体の災害担当部署で女性の割合が1割しかいない、という内容だが、なんでこんな内容を一面にのせるのか。


防災部局の女性1割 「ゼロ」市区町村は57% 内閣府調査:朝日新聞デジタル


読んでみると、防災計画で女性、妊婦対策が不足しているのは女性の担当者が少ないからだから、というような記事になっていたが、そういう見方もあるのかなと感心する一方、偏りのある記事だと思った。


女性の声を反映させたければ、もっと女性に聞くようにすればいいだけで、別に女性の担当者を増やすことが必須だとは思えない。それに女性の声を聞くのも大事だが、男女問わず住民の意見を施策に反映するのが大切なことで、女性に限定した話ではあるまい。


女性担当者の割合が少ないのは災害発生時の対応に危険があるので女性を保護する面もあるだろう。一生懸命働いている男性職員に対して失礼な気がする。

 

毎日新聞の記事


以前、毎日新聞にも同じような記事があった。福島県原発被災地域では廃炉や復興に携わる男性が多いため、女性比率が低いが、「男性主体の復興が女性たちに息苦しさを感じさせふるさとへの足を遠のかせているのではないか」と言う投げかけだった。


東京電力福島第1原発事故による福島県の被災地の居住人口に占める女性比率が全国の中で突出して低い実態が取材から浮き彫りになった。現役世代の女性の都市部への流出という地方共通の傾向が避難で加速した上、原発廃炉作業や復興事業に携わる単身男性が多いためとみられる。男性主体の復興が、女性たちに息苦しさを感じさせ、古里への足を遠のかせていないか探った。

毎日新聞3/6(水) 17:03配信)


まだ危険が残る被災地域に、男女平等のために女性を増やせとも取られる主張には驚いた。放射能が他より高い地域に影響を受けやすい女性を増やせというのなら、それこそ人権無視である。

 

それに危険がある中、復興に尽力する男性労働者に対して大変失礼だろう。

 

男女平等って…


男女平等と言う視点で、様々なことについて男性の数が多いのはおかしいという意見をよく耳にするが変な話だ。例えば現在国会は男性議員が多いが、ある意味女性目線過ぎたり、少数偏重だったりする法律が度々成立している。


男女同数といえば、南アフリカやメキシコなど政治経済が不安定な国などで意外に国会のクォーター制が採用されている。あれは未成熟な途上国で有効かもしれないが、日本のような民主主義が一応定着している国では、むしろ諍いを招くだけだ。男女平等の基本は機会の平等であり、結果の平等ではないのだから。


それにクォーター制はなぜ男女という社会の1属性についてのみ語られるのかもわからない。年齢とか職業とか言い出したらきりがないのに。


朝日の記事は女性記者の署名があるが、女性の記者、政治家、評論家は女性の視点からの意見が強い気がする。男性のほうは男性目線とはあまり言わない。それって公平なのかな?

 

沖縄県の記事


付け加えれば、沖縄県で米兵による女性暴行の記事が大きく取り上げられていた。もちろん、事件は批判されなければならないし、地位協定の問題提起も必要かもしれない。


たた、沖縄でも日本人による同様の事件も起こっているはずで、なぜ米兵による事件だけ極端に取り上げるのか。場所は違うが、例えば川口の外国人による女子中学生暴行事件は同じように大きく取り上げたのか。

 

あまりに見方が偏っている気がする。一部を除き日本のマスコミ全般にそういう傾向があり、朝日、毎日、共同通信は特に。


これも偏った意見かもと思いつつ。


暴論深謝

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