keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【コラム】彩りが乏しい1月。南房総千倉のお花畑、花の香りで癒やされませんか。

 〈花摘み〉千倉町内の花畑(白間津、七浦地区)/千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば- より引用

 

正月明けから1月末までは何もないつまらない季節だ、と言ったら冬の神様に怒られるだろうか。

節分の豆や恵方巻、バレンタインデーのチョコやスィーツが店頭を飾ったり、イルミネーションが引き続き街を彩りはするが、そもそも木々の葉が落ちて色彩が乏しいので、華やいだ気分にはなれない。早咲きの梅も、山茶花水仙の花もむしろ寒さを募らせる気がする。

現役時代は遠距離通勤をしていたので、冬は日の出前に家を出ることもあり、朝の日の出の時刻に関心があった。冬至の後は日は延びるのに、日の出の時刻は確か1月末頃まではまだ遅い。寒さの底も2月の上中旬。まだまだ夜明けが遅く、寒さが厳しくなることも心をどんよりさせるのかも。

 

そんな季節であるが、前に書いたプリムラジュリアンや、ストック、キンギョソウの花の明るさは心を和ませる。特に花屋さんで見かけるストックの花の香りは華やかでそこだけ春めくようだ。

 

もう何十年も前になるが、家族と車とフェリーに乗り、千葉の房総半島の南端にある千倉町白間津のお花畑に花摘みに行った。とても寒かったが、菜の花やストック、キンギョソウなど花の色と香りは今でも忘れがたい。

首都圏近郊の方、この時期の家族、カップルの旅行先にぜひおすすめします。

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