暑い、あつい。なぜ夏は急に来るのだろう。
とはいえ、今朝起きたら昨日ほどは湿気がないようで、意外に扇風機の風が心地良く、このまま永遠に眠ってもいいなと三度寝して、起きたら9時半だった。
外に出ると日差しは強烈で、参議院選地方区の掲示板を横目に見る。衆院選の小選挙区とはえらく異なり、神奈川県で4名という少なさ。
三原じゅん子はアイドル時代から好きではないので、入れることはないのだが…と思いつつ、東京で乙武氏が立候補していて苦戦が伝えられていることを思い出した。
不倫騒動でいろいろ批判されたこともあるのだろうがと考えて、あの批判ってどうだったんだろうかと思った。先天性四肢欠損の彼の心情は恐らく本人以外にはわからないのだろうが、自分に置きかえて想像することもせず、ただ世間一般の常識を当てはめて非難することがいかに愚かなことだったかと。
四肢が不自由な人の性など「五体満足」な人にはわからないのに。
ジェンダー論、人種論が幅を利かすリベラルな「多様性」。
今朝の朝日新聞のアンケートでは、自民党以外はほぼ同性婚に賛成なんだとか。
そんな誰得の理想主義より、想像力で他人を理解する、身近な思い遣りのほうがよっぽど大事ではないか。
「イヤな時代だな…」。やはり蒸し暑いと思いながら、炎天の中をトボトボと歩く老人であった。