連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」オリジナル・サウンドトラック 劇伴コレクション Vol.2
カムカムエヴリバディも、いよいよ来週の5日間を残すだけになった。こんなにワクワクと楽しみにした朝ドラは「あまちゃん」以来である。このドラマ、ストーリー展開の妙があり、SNSでも今後のストーリー推理などで盛り上がっているが、ヤフコメの投稿も多いので、自分同様男性のファンもきっと多いのだろう。
最後の次週予告が公開されて、岡山の元進駐軍キャンプでのクリスマス・ジャズ・フェスティバルのカットから、アニーの正体(安子の消息)なども含めて、ここがクライマックスになると推測される。SNSでも盛り上がっているのだが、自分としては、予告映像を見ても謎が残る。謎は4つある。
1つ目。(アニーが安子だとすれば)なぜ歌手の森山良子がクライマックスの最重要人物安子を演じるのか。森山良子が力不足だと言う訳ではないが、注目され過ぎとも言える難しい役柄は演技の上手いベテラン女優が演じた方が納得できる。
主題歌「アルデバラン」が森山直太朗の作詞作曲なので、母親の森山良子を使ったというのでは納得感がない。英語の上手いベテラン女優もいるし、森山良子が特に英語がうまいわけではないだろう。
2つ目。次週予告のカットで、るいが「I love you」と言っているという記事があるが、自分は「you」ではなく、「s」の発音のように感じられる。とすれば「I love」に続く言葉は、「サニーサイド」や「シラカワ」かも知らないと思うのだ。
3つ目。ジョーがトミーと再開した岡山のジャズ喫茶のシーンで見られた和菓子「たちばな」の包み。これは「たちばな」には3人の菓子職人がいたのでその関係者だと思う。
4つ目。クライマックスとされるクリスマス・ジャズ・フェスティバルは2003年のことだと思うが、来週は2003-2025。その後どう展開するのか不思議ではある。最終回も実質2003年で終わりで、2025年まではサラッと後日談を流すのだったらガッカリする。次週予告には2025年を思わせるものもないし。
もし、クリスマスフェスティバルがクライマックスならそこで終わるべき。2025年まで引っ張る必要はない。川栄李奈は最後の週はとても大きな動きがあり、特に最終回はものすごい内容だと言っているので、さらなるどんでん返しがあるのかもしれない。
結局、以前から感じているように、次週予告で描かれた2003年のフェスティバルから更に22年後の2025年までのストーリーがどう描かれているかということだが、自分としてはクリスマスフェスティバルの後、最終回の2025年で真のクライマックスが訪れることを祈りたい。
さて、4月8日の最終回の後どんな感想を持つのだろうか。楽しみだ。