【コロナウイルス】陽性者と濃厚接触者の外出禁止～やっぱりコロナにかかってはいけない！無症状でも辛い日々になる

コロナと自宅療養

本日東京都の新規感染者が3000人を超え、全国でも1万人を超えた。第5波が感染爆発しているが、テレビは依然オリンピック放送ばかりという混沌とした世の中だ。

自分は、おかげさまでワクチン接種を2回終えて、感染や重症化のリスクは下がったのだろうが、確率は低くとも実際感染したら？と不安は残る。

ところで、筆者の周辺にはホテル型の療養施設はなく、仮に自分や家族が感染して、無症状か症状が軽い場合は自宅療養になる。

自宅療養する場合、家庭内での感染防止の苦労のほか、外出禁止で食事の買い物も出来ず、大変不便な生活となることよく報道され、そのことは以前からとても不安だった。

そこで、改めて現在の自宅療養のルールなどについて確認してみた。

結論から言うと次のとおりである。

陽性になった人の場合

療養期間

症状のある人発症日から10日間経過し、かつ症状軽快後72時間経過した時点で、療養は終了
症状のない人検体採取日から10日間経過した時点で、療養は終了

療養中の注意事項

外出禁止
自宅内でも家族との接触をできるだけ避ける
外部からの不要不急の訪問は、受け入れない

健康管理

1日2回（朝・夕）体温測定
発熱など症状がある場合、直接医療機関には行かず、保健所等に連絡

家庭内の注意事項

家庭内ではタオルの共用を避け、可能な限り空間を分けて生活
咳エチケットの遵守、石けんと流水での手洗い、アルコール消毒
手を触れる共用部分は、次亜塩素酸ナトリウム又は濃度60%以上のアルコールで消毒
鼻をかんだティッシュや使用した使い捨てマスクは、すぐにビニール袋に入れて、密封して廃棄

家族など同居人

生活上必要な外出を除き、不要不急の外出は控える。どうしても外出が必要な場合は、マスクを着用する
外部からの不要不急の訪問は、受け入れないようにする

陽性と診断された方へ東京都福祉保健局

濃厚接触者

感染者と最後に接触があった日の翌日から14日間は、外出の自粛と健康観察
健康観察期間中は、1日2回（朝・夕）体温測定
発熱などの症状がある場合は、直接医療機関には行かず、保健所等に連絡
不要不急の外出や周囲との接触を控える。やむを得ない場合は、マスクの着用と手指衛生などの感染予防策を必ず行う

濃厚接触者の方へ東京都福祉保健局

以前は14日間だったものが10日間に短縮されているものの（濃厚接触者は14日間）、その間陽性者は外出禁止。濃厚接触者や同居家族は「外出自粛」で全く外出できない訳ではないにしても、やはり制約が多いはなはだ不自由な生活になる。

入院でなければ、療養期間中は基本的には健康は自己管理で、医師の診察は受けられず、薬も貰えないのは変わっていないようで、放置され大変不安だ。感染者が増えれば症状が出たり悪くなっても、例によって保健所などの電話が繋がらなくなり、救急車を呼ぶしかない。

結論

コロナにかかっても大したことないとか、ワクチン接種が増えてきた大丈夫とか言っている人がいるが、高齢者以外のワクチン接種はまだ進んでおらず、依然、感染の可能性は高い、パンデミックになればさらに可能性は高くなる。仮にかかってしまったら、症状がひどくなくても、本人や家族にとってかなり辛い10日間になる。

この鬱陶しさは行動範囲が広い若い人ほど大きいかもしれず、だから、こうしたことをもっと伝えないとダメ。

「コロナを舐めてはあきまへん！例え無症状でも辛い毎日になるよ！！」と。

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