keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

 【本サイトはアフェリエイト広告を利用しています】

【コラム】三島由紀夫の「豊饒の海」を電子書籍で読みたかったが… 5/28/2021

f:id:keepr:20210528150749j:plain

 

紫陽花が咲き始めている。もう6月。紫陽花の花はなんだかとても季節感があって、今年も春から夏に移る季節になったのだなと感じてしまう。

 

さて、若い時に三島由紀夫の小説を大分読んでいて、もう一度読みたいとずっと思ってきたのだが、今日、Amazonで「豊穣の海」4巻を買った。

 

文庫本を買うことは10年以上なかった。

 

老眼で小さい活字は受け付けなくなり、もっぱらkindleで大きな活字にして読んでいるのである。

 

電子書籍はかさばらないし、活字が大きくできるし、読み終えたところからすぐ読み続けられる。何よりも大きな活字にできて、kindleならば画面が目に優しくていい。

 

1970年に亡くなった三島由紀夫著作権は本来は2020年に無くなって、三島由紀夫の作品も今頃は青空文庫で読めていたはずなのに。

 

全部TPPのせい、発効して著作権が作者の死後50年から70年に延ばされてしまった。せっかくトランプがちゃぶ台をひっくり返してくれたのに、日本が調印するなんて余計なことをする。

 

一般の人はこうしたことを知っているのだろうか。何か物事が知らないところで決められて、後で事の重大さを知るのですね。

 

読書家の小さな楽しみを奪ったTPP。

 

三島の遺族の方がこれから電子書籍化を認めていただけるとも思えない。著作権が切れるまで、あと20年はとても待てないので、とうとう文庫本で買ってしまったのだ。

 

目が疲れそう。TPPに調印した人、お願いだから「ハズキルーペ」代を出してください。

 


豊饒の海  全4揃

 


豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

 


三島由紀夫 幻の遺作を読む~もう一つの『豊饒の海』~ (光文社新書)


Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 8GB ブラック 電子書籍リーダー

プライバシーポリシー 免責事項