keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩が趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

【Music】吉田拓郎「イメージの詩」~ 古い船に古い水夫が乗り続けるのはなぜなのだろう


イメージの詩(うた)

 

エレックレコード

この歌が発表された頃、今までになく長くすごい曲だと音楽雑誌に載っていたので、売っていないかとレコード屋さんで尋ねてみたところ、店員から「ヨシダタクゾウ」ですか?と怪訝な顔をされた。

 

当時拓郎のレコードは「エレックレコード」というマイナーなレーベルだったので、レコード店員も知らなかったのだろう。

 

レコード店に入荷するようになってからLPを買った。今内容を調べて見たら懐かしい曲がいっぱい入っていた。

アルバム「青春の詩」

  • 青春の詩
  • とっぽい男のバラード
  • やせっぽちのブルース
  • 野良犬のブルース
  • 男の子・女の娘(灰色の世界2)
  • 兄ちゃんが赤くなった
  • 灰色の世界1
  • こうき心
  • 今日までそして明日から
  • イメージの詩

 

「イメージの詩」の衝撃

「イメージの詩」は、当時日本のフォークシンガーが憧れていたボブ・ディランの「船が入ってくる時(When the ships comes in)」をイメージしたフォークロック(現代はこうした呼び方はしないだろうな)で、曲調は同じくディランの「ライクアローリング・ストーン」などをイメージしたのだろうと思っているが、今まで日本のフォークでこんなロックっぽいかっこいい曲(8ビートなのか4ビートなのかは自分はわからないが)が少なかったので結構衝撃だった。

 

ロック風のサウンドは同時期にプロテストフォークの岡林信康が、今までの「友よ」のような生ギターで歌うフォークソングから、「私たちの望むものは」「それで自由になったのかい」などの過激なフォークロックを歌うようになっていて、自分は日本にもフォークロックの時代が来たと感動した。

 

「イメージの詩」は岡林のようなメッセージ性はなかったが、当時はかえってそれが哲学的に見えたりして新鮮だった。

 

発売時期を確認したら、1970年。なるほど。70年安保、全共闘が挫折した混沌とした時代。そうしたこともあって、フォークロックのリズムは心に響いたんだろうな。

 

古い水夫が…

「イメージの詩」に「古い船には新しい水夫が乗っていく、古い船を今動かせるのは古い水夫じゃない」という意味の歌詞がある。

 

それから50年も過ぎたのに、当時よりもポンコツで古ぼけた船に、当時よりも年寄りの水夫が乗っているのはなぜだろう。

 

この国はいったいどうなるのだろうか。

 

 

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