曲の概要
作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
歌:吉田拓郎
発売年月:1970年6月(シングル盤)、1970年11月(LP「青春の詩」)
エレックレコード
この歌が発表された頃、今までになく長くすごい曲だと音楽雑誌に載っていたので、売っていないかとレコード屋さんで尋ねてみたところ、店員から「ヨシダタクゾウ」ですか?と怪訝な顔をされた。
当時拓郎のレコードは「エレックレコード」というマイナーなレーベルだったので、レコード店員も知らなかったのだろう。
レコード店に入荷するようになってからLPを買った。今内容を調べて見たら懐かしい曲がいっぱい入っていた。
アルバム「青春の詩」
- 青春の詩
- とっぽい男のバラード
- やせっぽちのブルース
- 野良犬のブルース
- 男の子・女の娘(灰色の世界2)
- 兄ちゃんが赤くなった
- 雪
- 灰色の世界1
- 俺
- こうき心
- 今日までそして明日から
- イメージの詩
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「イメージの詩」の衝撃
「イメージの詩」は、当時日本のフォークシンガーが憧れていたボブ・ディランの「船が入ってくる時(When the ships comes in)」をイメージしたフォークロック(現代はこうした呼び方はしないだろうな)で、曲調は同じくディランの「ライクアローリング・ストーン」などをイメージしたのだろうと思っているが、今まで日本のフォークでこんなロックっぽいかっこいい曲(8ビートなのか4ビートなのかは自分はわからないが)が少なかったので結構衝撃だった。
ロック風のサウンドは同時期にプロテストフォークの岡林信康が、今までの「友よ」のような生ギターで歌うフォークソングから、「私たちの望むものは」「それで自由になったのかい」などの過激なフォークロックを歌うようになっていて、自分は日本にもフォークロックの時代が来たと感動した。
「イメージの詩」は岡林のようなメッセージ性はなかったが、当時はかえってそれが哲学的に見えたりして新鮮だった。
発売時期を確認したら、1970年。なるほど。70年安保、全共闘が挫折した混沌とした時代。そうしたこともあって、フォークロックのリズムは心に響いたんだろうな。
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古い水夫が…
「イメージの詩」に「古い船には新しい水夫が乗っていく、古い船を今動かせるのは古い水夫じゃない」という意味の歌詞がある。
それから50年も過ぎたのに、当時よりもポンコツで古ぼけた船に、当時よりも年寄りの水夫が乗っているのはなぜだろう。
この国はいったいどうなるのだろうか。
ミュージシャン
吉田拓郎(1946年4月5日 - )は、日本のフォーク歌手、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。鹿児島県出身・広島県育ち。学生時代に音楽活動を始め、1970年にシングル「イメージの詩」アルバム「青春の詩」でレコードデビュー。「結婚しようよ」「旅の宿」などのヒット曲のほか、森進一「襟裳岬」かまやつひろし「我が良き友よ」など多くのヒット曲を楽曲提供している。
私生活では2度目の妻浅田美代子との離婚を経て、現在の妻は女優森下愛子。2003年に肺がん手術を受け、その後もコンサートを続けていたが、2021年にコンサートは終了するとラジオ番組で発言している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』吉田拓郎 - Wikipedia
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