「人生のBGM」さだまさしの曲
さだまさしはグレープ時代の「精霊流し」からのお付き合いで、自分の人生のバックグラウンドミュージックとして、悲しいこと、うれしいこと、辛いこと、感傷的になった時などに、彼の曲を聴いて、心癒され、カタルシスをもらい、ずっと関わり続けてくれている人だ。
グレープ時代の曲では「精霊流し」(1974年)はもちろんだが、好きな人のために手編みのセーターを編む古風な女学生の失恋の唄「追伸」(1974年)や叙情的なビアノ協奏曲のような「あこがれ」(1974年)が特に好き。
ソロになってからの曲も名曲が多いので、なかなか絞りにくいが、「風に立つライオン」(1987年)、「償い」(1982年)がまず思い浮かぶ。
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さださんは新曲も引き続き作り続けていて、アルバムも出している。それとは別に、今までの膨大な作品を、色々と組み合わせて新しいアルバムを出していて、それぞれ妙味があって面白い。
心癒される「駅舎」。「新自分風土記」のアレンジが秀逸
駅舎と書いて「えき」と読ませる「駅舎」(1981年)は、都会で心傷つき故郷の駅に戻ってきた女性を迎える心癒される曲で、何度カタルシスをもらったことか。
最初のオリジナルのアレンジも好きなのだが、冒頭のアルバムでは、ビアノ伴奏だけのアコスティックなアレンジで心に染みる。
↓(駅舎のオリジナルはこちら)
アルバムでの次の曲「長崎小夜曲(ナガサキ・シティ・セレナーデ)」(1982年)は、ジャズっぽいアレンジで、オリジナルの軽快なアレンジとは趣が異なるが、こちらのアレンジだと、この曲、実は「駅舎」と同様に都会で傷つき故郷に帰ってきた人を慰める曲だったということがよくわかる。「駅舎」の次に入れたのが秀逸です。
さだまさしさん、これからも聴きますよ、ますます頑張ってくださいね。
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