keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【テレビドラマ】繊細と陰影「転職の魔王様」




 

今期のテレビドラマで、「最高の教師」「ハヤブサ消防団」「VIVANT」の3つが抜きん出ているのは、終盤が近くなった現在でも変わらないが、「転職の魔王様」も地味ながら癒やし感があり面白いドラマだ。

転職の魔王様 | 関西テレビ放送 カンテレ

 

このドラマ、初回を見て前期のドラマ「それってパクリしゃないですか!」とキャラ設定(天然っぽい女性主人公と無愛想な男性上司)が同じだと思ったが、回を重ねると違いが出てきた。「転職」の方が内容に陰影があり繊細なのだ。

 

ストーリーは「パクリ」が会社の知的財産権に関する内容なのに対して、「転職」は人材紹介会社の転職を巡る物語で人間を描きやすいという面もあるのだろうが、それだけではないようだ。

 

パクリの方がコメディよりで、脚本、演出に違いがあるし、俳優にも違いを感じる。

 

パクリの上司役はジャニーズWEST重岡大毅だったが、ぱっと見山下智久かと見違えたものの少し貫禄が足りない気がしたし、芳根京子相手だと年下に見えた。実際は芳根は1997年、重岡は1991生まれなのでそんなことはないのだが。

 

「転職の魔王様」の上司役は成田凌で、実年齢は1993年生まれで重岡より年下なのだがクールで貫禄を感じる。

 

女性主人公の芳根京子と小柴風花はともに好きな女優だが、多分脚本、演出の違いもあり小柴の方に繊細さや陰影を感じる。彼女は笑顔に陰影があるのに惹かれる。

 

ちなみに、芳根は以前からテレビで見ていたので年上かと思っていたが、調べると小柴、芳根とも1997年生まれなので意外だ。

今田美桜、中条あやめ、杉咲花も1997年生まれ。二階堂ふみは1994年、川口春奈、土屋太鳳、松岡茉優奈緒は1995年生まれです。)

 

小柴風花を知ったのは「霊媒探偵.城塚翡翠」の助手役でその時はあまり気にならなかったが、見慣れると笑顔がとても素敵な女優さんだ。少し前に深夜ドラマで破天荒なDJ役を演じていたがどんな演技だったのか今になると興味がある。

 

「転職」にも、会社の同僚やキッチンカーの夫婦のやり取りなどやや白々しい部分もあるが、転職を巡るストーリーは人の人生にも関わるようで深みを感じる。

 

テレビドラマはストーリー、脚本、演出、俳優などの完成度やバランス、相性などで出来不出来が決まるのだろう。もちろん見る人との相性も。だから感性に合うドラマに巡り合うととてもうれしいのである。

(敬称略)

 

 

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