keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【コラム】「定年後週に3日は家を出て」

朝日新聞デジタルで、定年後の男性が、「昼ごはんを作りたくないから週に3日は家を出て」と妻に言われる記事を読んだ。

「週3日は外に出て」妻に言われた夫 一駅分の電車賃でつぶす3時間:朝日新聞デジタル

 

この男性は単身赴任期間もあったが妻とは仲が良かったらしい。家を出て、最初は公園やお寺で時間を潰し、昼にはベンチでコンビニのおにぎりを食べていたが、次第に行くところがなくなり、今では3時間くらいかけてJRで琵琶湖を一周して家の隣の駅で降りて時間を潰すらしい(関西の方のようだ)。衣食住には困らないもののなんとも悲惨だ。

 

だが、自分も妻とは多少似たような関係だし、周りを見渡せば同じように時間を潰す高齢男性をよく見かける。

 

定年後の男性が家にいると、昔から「濡れ落ち葉」とか酷い言葉で蔑視される。男が女を貶すとすぐ差別と言われるが、逆の場合はそうならないらしいのが不思議だ。

 

自分も退職後は料理や片付けなどをして家事の大変さはわかる。男の方も、正直言えば古女房と1日中顔を突き合わせたくはないから、妻が定年後にぶらぶらしている夫を疎ましく思う気持ちもわかる。だが家を出て行けと言われれば、記事の人のように素直に従わずに「こっちから出て行ってやるわい!」とでも言いたくなる(と言っても行くあてはないであるが‥)。

 

男も子育てや家事を分担する時代になったが、今の若い夫婦の定年後はどんな感じになるのだろう。家事をするからもう邪魔だとは言われないのだろうか?それとも、毎日顔を突き合わせる煩わしさは変わらないので邪魔だと言われるのだろうか。

 

女が年をとると家に根を生やし亭主を尻に引くのは、男尊女卑の時代からあることなのだから、おそらく後者だろう。感情的で執念深くおしゃべり好きでタフな女性というものに手を焼きながら、本能で求める男と言うものは、分別くさいだけにつくづく可哀想な生き物である。

 

動物のようにオスメス自然に仲良くできればいいのにね!

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