keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

 【本サイトはアフェリエイト広告を利用しています】

【コラム】こわい夢

f:id:keepr:20220220150952j:plain


昼休みに、私は裏の丘に登っていた。学生時代の友人と二人で、旅行に行きたいねなどと話しながら。丘の上の方に道路があり、その脇に桜だかの木が立っていた。私たちはそこで写真を取ろうとしたが、木の上に男がいるのに気づいて場所を変えた。

 

いきなり空が真っ黒になった。恐怖を感じで私たちは急いで丘を降りた。

 

次に会った時、この間は昼休みの終わりに間に合ったのかと聞くと、少し遅れたがまぁ大丈夫だったという。先日撮った写真を見ると、私は腰を屈めたところと伸ばしたところが二重写しで写っていて、自分の周りは白い靄がある。ああ、あの男はやはり霊だったのかと、とても怖くなる。

 

布団の中でその写真を抱えて怯えている、こわくて怖くて、誰かの布団に入り込みたい。

 

けさの夢。

落ち着いたらこわーい怖い小説を、何故か読みたくなった。

 


墓地を見おろす家 (角川ホラー文庫)

 

 

プライバシーポリシー 免責事項