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- はじめに
- 「10分(標準)通話かけ放題」導入の直接の原因はiOS版「Rakuten Link」アプリの仕様変更
- Androidはこのオプションは要らない
- 「Rakuten Link」仕様変更の理由
- まとめ
はじめに
国内電話かけ放題が売りの楽天モバイルが今年の8/27から「10分(標準)通話かけ放題」オプションサービスを始めた。他の方もそうだと思うが、最初にこのニュースを聞いたとき、なぜ、もともと「国内通話かけ放題」の楽天モバイルがこんなサービスを始めたのか意味がわからず、唖然とした。
ネット等で情報を確認すると、このサービス導入のそもそもの理由は、今後楽天モバイルから「Apple Watch」の販売を行うためではないかという推測があり、推測ではあるものの納得できる理由なので、まとめてみた。
「10分(標準)通話かけ放題」導入の直接の原因はiOS版「Rakuten Link」アプリの仕様変更
まず国内通話かけ放題が売りの楽天モバイルから「10分(標準)通話かけ放題」のサービスが出された理由は7/5に行われたiOS版「Rakuten Link」アプリの仕様変更だ。
その内容は、楽天モバイル端末の着信をiPhoneのデフォルトアプリに変更したこと、SMSは発着信ともデフォルトアプリに変更したことだ。
この仕様変更により、着信履歴は「Rakuten Link」には残らずデフォルトアプリのみに残るため、楽天モバイルのiPhone利用者は、そのまま折り返すと、30秒22円の有料電話をすることになってしまう。また、SMSは発信受信とも一回3円の料金がかかってしまう。
「10分(標準)通話かけ放題」はこのような無駄な料金がかかるのを避けるために設定されたものもののようだ。
なお、着信から発信する場合の無駄な料金を避けるためには、着信履歴の電話番号をコピーして、「Rakuten Link」に貼り付けて発信するか、連絡先の履歴から発信すればいいのだが、それはそれでかなり面倒だ。仕事などでよく電話を利用する人には特に煩わしいだろう。
ただ、1ヶ月1,100円の料金は他社の定額通話オプションに比べて高めの費用金であり、このサービスを使ったほうが良いかどうかについては、着信履歴からの発信やSMSの利用状況をよく考えて決めたほうがいいだろう。単純計算すれば、着信からの発信を1か月で1,100円÷(22円×2)=25分以上する人はオプションを追加したほうが得になる。
Androidはこのオプションは要らない
ちなみに、上記のことはiPhoneだけの問題なので、Android端末を使用している人は影響を受けず、今までと同じに無料通話が可能なので安心して大丈夫だ。
楽天モバイルからはこのような事情を言いにくいところもあるのだろうが、自分もそうだったが、楽天モバイルは電話かけ放題がなくなるのではどの疑心暗鬼も生まれるので、もう少し丁寧に説明されたほうがいいような気がする。
「Rakuten Link」仕様変更の理由
それではこのようなオプションを作る原因になった「Rakuten Link」の仕様変更はなぜ行われたのか?ネット情報によれば、それは「Apple Watch」に対応するため、さらに今後楽天モバイルで「Apple Watch」を販売するためと言うことのようだ。
「Apple Watch」はBluetoothでiPhoneから電話の着信やSMSの通知を受けるが、「Rakuten Link」は対応していない。iPhoneのデフォルト電話アプリから通知を受ける必要があるので、iPhoneのデフォルトアブリに着信する必要があるからだ。
そして、楽天モバイルは今後「Apple Watch」の販売を予定しているのて、こうした仕様変更が必要だったという説なのだが、正式な発表はないものの理屈に合っているので信憑性は高いと思う。
まとめ
以上のように、楽天モバイルが新設した「10分(標準)通話かけ放題」はiPhone用「Rakuten Link」アプリの仕様変更に対応するもので、仕様変更の背景は楽天モバイル利用者も「Apple Watchi」を使用できるようにすること、今後「Apple Watch」を販売していく予定があることのようだ。
iPhone利用者が「10分(標準)通話かけ放題」が必要どうかは、着信からの発信の利用状況次第であり、そもそもAndroid端末利用者には必要のないものだ。
いずれにしても、国内電話かけ放題がなくなるという懸念はないので、安心して加入、利用しても問題ないだろう。
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