keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【テレビドラマの感想】NHK総合「晴天を衝け」

 ストーリー

「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一を主人公に、幕末から明治までの活躍を最後の将軍徳川慶喜の生涯と共に描く。

 

出演:吉沢亮、草彅剛ほか
放送:テレビ朝日系、 20:00 -
放送期間:2021年2月14日~

 

感想

ネットで話題になったが、平岡円四郎(堤真一)が死んでしまった。(5/31 第16回)

 

暗殺されるシーンは、最近では珍しく鮮血がほとばしり、生々しい。死ぬほどの傷を負ったのに立ち上がり、死にたくないと歩くシーンには圧倒された。

 

大昔に見た「太陽に吠えろ」の松田優作演ずるジーパン刑事が殺されるシーンを思い出した。

 

平岡のべらんめえ口調が好きだった。大河ドラマでは幕末ものをよく放送するが、たいがいは幕末の志士を描いたもの。あるいは新撰組

 

土佐弁、薩摩弁、(長州弁もあったかな?)になれていたので、すごく新鮮だった。新撰組の話でもあまり江戸言葉の記憶がない。武蔵の百姓の出だから生粋の江戸っ子ではないからな。

 

だから、旗本である円四郎が歯切れの良い江戸弁でざっくばらんに話すのを見るととても新鮮で、確かに武士といえども長屋に住んでいた江戸っ子だからプライベートでは江戸弁を話すのが当たり前なのだが、関東人の自分には何かとても嬉しかった。

 

大河ドラマでは勝海舟も江戸弁で話していたなあ。

 

好きだったその平岡の言葉がもう聞けないと思うととても寂しい。

 

好きな理由

自分がこのドラマが好きなのは、

  • 渋沢栄一徳川慶喜、平民と将軍の2つのストーリーが並行して進んでいくのが面白い。栄一が一橋家家臣になったのでストーリーは繋がったが、これからもふたつの視点で展開されていくのだろうから、期待できる。
  • 幕末が幕府側の視点で描かれるのが珍しく興味深い。幕末の歴史の中でも京都の朝廷を巡る幕府側と薩長の動きは変化が大きく分かりにくいのだが、幕府側から描かれることで今までの薩長からの視点も含めて複眼で見れるので理解が深まる。
  • 草彅演ずる慶喜が自然で心地よい。
  • 北大路家康が出る演出がとても良い(あれ?今週は出なかった…)。

というところだろうか。

 

来週は長州征伐か。とりあえず大政奉還江戸城無血開城までの展開がとても楽しみです。

 

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