小田原福祉保険事務所管内では10日ほど新規感染者がありませんでしたが、新規感染者の発表があったのでグラフを更新しました。
お大事になさってください。
全世界対象の入国緩和が怖い
4連休で人出が多かった影響は9/29.30ごろから出てきているはずですが、懸念していたほどの急増はないものの、全国で増加傾向にあります。このあたりの分析はされているのかな。
それ以上に気になるのが、10/1からの全世界からの入国制限緩和です。
新型コロナウイルスの拡大を受けた入国制限措置をめぐり、政府は1日から全世界を対象に制限を緩和し、中長期の在留資格を持つ外国人に日本への新規入国を認めることにしています。
(中略)1日から全世界を対象に、ビジネス関係者に加え医療や教育の関係者それに留学生など中長期の在留資格を持つ外国人に日本への新規入国を認めることにしています。
(中略)今回の措置による日本への入国者は、14日間の待機などの措置を確約できる受け入れ企業や団体がいることを条件とし、入国者数も限定的な範囲にとどめることにしています。(上記NHKニュースから引用 )
次の点がとても気になります。
- 国内感染が逓増傾向にある今の時期になぜ緩和する?
- 入国時に行う検査はPCR検査ではなく抗原検査。PCR検査でも陽性率は7割とされていて、偽陰性による検査のすりぬけが生じるところ、抗原検査はさらにその8~9割と精度が低い。
- 入国者は14日間待機を要請されるが、強制力はない。
- 1日何万もの新規感染者が発生しているインド、米国、ブラジルなどからも入国する。
今年3月からの第一波は、当時感染が急拡大していたヨーロッパからの入国者から拡大したと言われています。あの時は水際では止められなかったし、今回も無理でしょう。
コロナ対策が最重要課題といった菅首相ですが、趣旨は感染防止が最重要なのではなく、ある程度の感染は許容して経済を動かしていくことが最重要課題と考えているのだと思います。
大変残念ですが、感染防止の方法が以前よりはわかってきて防衛力UPはしているので、引き続き、自分でできる自衛策を続けるしかないですね。
★ マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスと三密回避。
★ 「会食」「宴席」はできるだけ避けましょう。
マスクを外して会話するので飛沫感染リスクがとても高いといわれています。
★ 食事の時はできるだけ話はやめる。
グラフはこちらの情報等をもとに作成しています。↓