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【Music】乃木坂46「サヨナラの意味」〜 「愛に代わるもの」の謎が解けた


サヨナラの意味

 

 

歌詞の意味

「サヨナラの意味」(2016年11月)は乃木坂46の16作目のシングル。タイトルは知ってはいたが、あまりじっくり聞いたことがなかった。

最近、Amazon Music Unlimited で歌詞字幕付きで聴いてみていい曲だと思った。

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ただ、歌詞のイメージする世界(特に「愛に代わるもの」という言葉)がはっきりしないので、ネットでこの曲の歌詞の意味を調べると、色々書き込みがあり、諸説あって非常に面白い。

 

自分でも考えてみた。

 

歌詞の内容

歌詞の冒頭は主人公「僕」が電車の高架下で、多分彼女を待っているシーン。

電車の接近で轟音が近くなる。高架の柱にはカッブルの名前と日付の落書き。それを見て、彼女と自分の今を連想する。平凡な日常が1番大切だったと思う。

 

電車の通過音の中で彼女が何かを言うが聞こえない。僕は微笑んでうなづく。

 

夕暮れになってもまたは二人は別れられない。夜空に星が光る頃、もう一度彼女を抱きしめる。 君が好きだけど(別れると) ちゃんと言わなくちゃいけない…

 

という、二人の別れのストーリーだ。

曲のサビの部分で「僕」の心の思いとして、サヨナラに強くなれというような、言葉が何度も繰り返される。

 

ただ、これだけでは、なにかまだぼやけてる。

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わからないこと

わからないのは、

  1. 二人がなぜ別れるのか
  2. どちらが別れを言いだしたのか
  3. 彼女が何と言ったのか
  4. 聞こえないのに僕はなぜ微笑んで頷いたのか
  5. 二人はなぜいつまでも離れないのか

 

愛に代わるものとは何か?

そして、最大の難問は、歌詞にある「(守りたかった) 愛に代わるもの」とはなんのことなのか。

 

しばらく考えてみたが、いくつか解釈ができて結論がでない。

 

1~5は考えるときりがない。

たぶん、「愛に代わるもの」が何か分かればはっきりする。

 

「愛に代わるもの」は、次のいずれかだろう。

① 守りたかったと言っているのだから、別れていく恋人である「君」のこと。

 サラッと聞くと、何か違和感を感じながらもこう受け取るでしょう。しかし、恋人は「愛」そのものなので、「愛に代わるもの」とは言わないだろう。

 

② 愛に代わるものとは、恋人と別れても守りたい何か

 文脈としてはこちらの方が妥当。しかし、恋人と別れても守りたい何かとは何だろう。友情、正義、信頼、金、命・・・ わからない。ただ、内容からして金、命はなさそう。

 

壁に突き当たりました。 

 

卒業ソングとしての意味

そこで、別の観点から考えてみた。

この曲は橋本奈々未の卒業ソング。だから、歌詞には二つの意味があって、一つは「僕」と「君」の別れの物語。

 

もう一つが乃木坂46(運営やファンも含む)が橋本に送るメッセージ。そちらの面から考えてみる。

 

歌詞のストーリーは男女の恋愛と別れの物語で、橋本へのメッセージとしては直接関係ない部分(高架線の電車など)もあり、サビの部分が主要なメッセージになる。

 

橋本奈々未に送る「愛」とは?

この部分は卒業する橋本へ「ここで別れるけれどそれぞれに未来がある。悲しむな」という強いメッセージであり、「愛に代わるもの」の「愛」とは、橋本が好きなので別れたくないという乃木坂メンバーやファンの気持ち。「愛に代わるもの」とは、(グループを卒業して新しい生き方をしたいという)橋本の気持ちと未来というように理解できる。

 

つまり、「守りたかった   愛に代わるもの」と言う言葉は、橋本とは別れたくないけれど、橋本の気持ちと未来を考えて、卒業を温かく送り出そう、というようなことを表す意味になる

 

 

橋本はアイドルになりたかったというより、家の生計が貧しくて弟を大学に行かせるために乃木坂に応募したと言われる人であり、橋本の活躍で家の家計が豊かになり、「もう自由に生きていいよ」という母親の言葉もあったようだ。だからこそ、メンバーはよりその気持ちを「守りたかった」というふうに考えるとより腑に落ちる。

 

「愛に代わるもの」の意味

以上の推理をもとに、改めて考えてみた。

  1. 二人がなぜ別れるのか⇒「君」が何かのやむを得ない事情(故郷に帰る、外国に行くなど)でもう会えなくなる。
  2. どちらが別れを言いだしたのか⇒「君」
  3. 彼女が何と言ったのか⇒「別れよう」と言った
  4. 聞こえないのに僕はなぜ微笑んで頷いたのか⇒別れを予感しており、認めてあげたかった
  5. 二人はなぜいつまでも離れないのか⇒お互いに想い合っているので、別れられない
  6. 「(守りたかった) 愛に代わるもの」とはなんのことなのか。⇒「君」が僕と別れざるを得ない事情、「君」の気持ち。

ということになるのではないでしょうか。

 愛に代わるもの」とはなんのことなのか。⇒「君」が僕と別れざるを得ない事情、「君」の気持ち。

つまり、「 愛に代わるもの」とは、好きだけど別れを選んだ「君」の事情、「君」の気持ちのこと。

曲の最後のさびの部分も、そう考えるとより意味がはっきりする。

 

本当の気持ちを問いかけた相手は「君」か「僕の心」

失いたくないのは「君」

だけど、「君」の事情や気持ちは尊重してあげたい(笑って見送ってあげたい)、ということだと思う。

少なくとも自分はこの理由で納得できた!

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おわりに

長文ご覧いただきありがとうございました。

この曲は、時間の流れを感じさせるストーリーがあり、卒業の悲しさも持つ名曲です。改めてそう思いました。

 

秋元さんは電車の通過音が好き

余談ですが、高架下で電車の轟音の中で「君」が何かを言うシチュエーションは「制服のマネキン」と同じだ。秋元さんの経験や思い入れがあるのでしょう。

  

また、歌詞の意味を解釈するのに、秋元さんの作詞の考え方を調べようと思い次のサイトを参考にしました。直接には「愛に代わるもの」の意味は分かりませんでしたが、非常に参考になりました。 miyearnzzlabo.com

 matome.naver.jp

 

改めて聞くと、素晴らしい曲ってたくさんありますね!

音楽って最高。

 

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