64歳以下(0~64歳)の2回目ワクチン接種完了率(2021年12月1日公表、11月30日までの実績)
✅約71.3%
(参考)64歳以下(0~64歳)の2回目ワクチン接種完了率(10月31日までの実績)
【説明】
11月末のコロナウイルスワクチン2回目接種完了率は進んでいますが、進み方は遅くなってきました。
- 全国民では10月末から4.9%増加し、76.9%
- 65歳以上高齢者は10月末から0.74%増加し、91.4%
- 64歳以下は10月末から約6.5%増加して、71.3%と7割を超えました
また、ワクチン接種対象の12〜64歳について推計すると、約82%で8割を超えました。
先月と比べると増加率は半分以下になり、1回目と2回目の差が縮まっているので今後は今までのような大きな伸びはなさそうです。
高齢者の接種は希望する方、ワクチンが打てる方はほぼ終了。未接種なのはワクチンが打てない方と高齢者のアンチワクチン派の方がほとんどだと思われます。
64歳以下でも7割超え、接種対象の12~64歳推計でも8割を超えてきたので、全国民でも8割を超えて頭打ちになるかもしれません。
ただ、世界的に見ても高い水準であり、一般的には集団免疫を獲得したといえるのでしょう。ですが、接種率の高い韓国や欧米では新規感染者はまた増加しています。
日本の感染者が少ない原因については、マスク着用などが日本と同様の韓国と比べると、アストロゼネカ中心の韓国とファイザー、モデルナ中心の日本というワクチン種類の違い、欧米と比べるとマスク着用など生活習慣の違いという説が説得力がありますが、本当のところはわかりません。
今後は第3回目のワクチン接種とオミクロン株の分析結果が気になるところです。
寒さ厳しくなるこの頃、皆様ご自愛を。
表のデータについて
首相官邸ホームページ「新型コロナワクチンについて」で公表されているデータから計算しました。データは医療従事者を含んでいます。
●接種率の計算について
「接種率」は、接種回数を分子とし、分母については、「全体」に関しては、全人口(127,138,033人)を、「高齢者」に関しては、65歳以上の人口(35,486,339人)を用いている(データは令和2年1月1日現在の住民基本台帳から)。(首相官邸ホームページの「詳細はこちら」より引用。)
64歳以下の人口は上記から計算して91,651,694人としました。
パルスオキシメーター 医療機器認証取得 松吉医科器械 医療用 YK-81A 24-8657-00