keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【Music・映画】ミシェル・ルグラン「おもいでの夏」(Summer of '42)~懐かしき感情


おもいでの夏(字幕版)


Summer of '42

 

映画のあらすじ

原題はsummer of '42

1942年夏、ニューイングランドの沖合いのナンタケット島へ家族と疎開してきた主人公ハーミー(15歳)は丘の上の一軒家に住む美しい人妻ドロシーに憧れ、惹きつけられる。ドロシーの夫が出征した後、ハーミーはドロシーに近づく。ハーミーは思春期で性への関心が旺盛な仲間とともに同年代の娘たちとデートするが、女の子ドロシー ガールハントの結果、ドロシーのことが頭から離れずに、関係することなく別れる。

 

切なく甘い初体験

ある夜、ドロシーの家を訪ねると、ドロシーの夫の戦死を伝える電報がテーブルの上にあった。 その夜、ハーミーはドロシーに導かれ初体験をする。 翌日、訪ねると、既にドロシーは去り、別れの手紙が残されていた。(1971年アメリカ映画)

 

感想

なぜ切ないのだろう?

青春時代の甘酸っぱくも何とも切ない経験を取り上げた映画で、年をとった今観ても恐らく号泣してしまう。これは自分だけではないようで、ネットでも同年代らしき方々から同じ感想が寄せられていた。

なんだろうね、自分の体験があるわけではないのに映画や音楽に共感してしまうのは。

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ドロシーはいつまでたっても大人の女性

ドロシー役のジェニファー・オニールの大人の女性としての美しさは今観てもたまらなく魅力的で、ハーミーを羨ましく思ってしまうほどだ。

自分の娘でさえもう作品の中の彼女の年を上回っているはずなのに、ドロシーはいつまで経っても、美しく魅惑的な年上の女性であることが不思議だ。

 

渋いナレーションも感動

映画の最初と最後に、大人になったハーミーが当時を振り返るナレーションも切ない印象を深めている。

地元の映画館で一度、名画座で二度見たと思う。懐かしすぎる映画です。

 

音楽

感傷を深める哀感フレーズ

ミシェル・ルグラン作曲の「おもいでの夏」(Summer of '42)。この頃の映画音楽は印象的なものが多い。ミッシェル・ルグラン作曲のこの曲がこの映画の切なさ、感動を何倍も深めている気がする。

最初の4×4の音符で、この映画の恋しさ、切なさ、悲しさ、郷愁など全ての感情が表現されるこの凄さは何なのだろう。

先日、ドーパミンを出す快感フレーズのことを書いたが、切なさ、愛しさを誘う哀感フレーズというものもあるかもしれない。

 

感情移入してしまう音楽

映画の中で、この曲のレコードをかけ、ドロシーとダンスを踊るシーンがあり、あの時、ドロシーはとても切ないだろうな、ハーミーは初体験を前に頭が真っ白なのだろうなと、思い浮かべてこちらも変な気持ちになってしまったが、この曲を聴くとそんな感情を思い出してしまう。

 

自分にとってそんな曲、そして映画です。

 

Amazon Music Unlimitedで聴きながら(同曲のピアノ演奏。残念ながら、サントラ盤は入っていないようです)

 

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