今朝、近くの小川にはカモが戻って泳いでいた。彼岸花はまだ咲かないが程よい気温でいよいよ秋である。
「総裁選などは看板を付け替えて、刷新感を出すだけの見世物」と思いながら、15日間、テレビや動画で流される討論会や記者会見には見入ってしまった。
マスコミ報道で知名度が高いだけの進次郎氏はすぐに実態を現してほっとしたが、9人の候補者の政策討論は意外に面白かった。
マスコミで評論家の流す当選予想に違和感を感じつつ記事を読んでいたが、高市ー石破だと党内人気のない石破が負けるという予想は結果的に外れてしまった。
決選投票での差は小さかったので、外れたというのではないかも知れないが、結局、党内人気よりも派閥、保守ーリベラルの対決だった。そういう観点からの分析はあまりなかったな。
昨日は、第1回投票で党員票、議員票とも予想外に高市氏が石破氏を上回ったので、これは流れは完全に高市氏で、日本最初の女性総理は小池氏でもフェミニストでもなく、保守のこの人がなるんだなと心が躍った。
大きな変化がこの国に起こるのではと、多少の不安は抱えながらも気持ちが昂ったが、決選投票の結果はまさかの逆転負け。
Yahooニュースより引用
投票結果を確認する選挙管理委員が「まさか」という表情だったので、逆転、それとも大差?と思ったが、逆転だったとは。なにかほぼ勝利を手中にしていたのが、9回裏2アウトから逆転サヨナラホームランを打たれた気持ちだ。
ただよく考えると第1回投票と決選投票では性格が変わるし、逆転もよくあるので高市氏の総裁は夢だったと諦めるしかない。しかし惜しかったな。
逆転の大きな要因は旧岸田派が石破氏支持に回ったことらしいが、総体的には結局は保守よりリベラルの議員数が若干上回ったということだろう。
今度は菅、岸田氏が黒幕になるようだが、支持率を下げて退陣に追い込まれた二人ではね…😭
まあ、マスコミ予想1位の進次郎氏が選ばれなかったことだけ良しとするか。
石破さん、選挙中にマイナ保険証見直すと言っていたのでお願いします。それと防衛力の強化も。
しかし、これで保守の受け皿がなくなったな。日本にも英国の保守党や米国の共和党のような保守政党がないといけないのだが、今の日本にはない。自民含めて共産党以外はみんな「リベラル」民主党になってしまった。
(意見が異なる方は読み飛ばしてください。)