オリンピックが始まった。今のところ傍観者的に見ているが、そのうち日本選手の活躍に一喜一憂してしまうかもしれない。
とりあえずの感想として。
1
開会式はマリー・アントワネットの生首やゲイミュージシャンのことなど賛否両論があるが、パリに限らずわざとらしい見世物と主義・主張を強制的に見せられているようだ。
そもそも金をかけたエンターテインメントと化した開会式は不要なのではなかろうか。
2
「待て」と宣告したのに5秒間も首を絞め続けた選手を勝者としたなど、柔道の審判のレベルが低いとの批判が多い。それ以外にも本来の日本の柔道とかけ離れてしまったスポーツ柔道には昔から違和感があった。
柔道に限らず、サッカーなどでも男子の試合に女性の審判がよく見られる。男女平等とかなのだろうが、体力も技能も異なるのに無理に女性に男性の審判をさせる必要はあるのだろうか。逆もまた然りだが。
3
スケートボードで日本の女子が金銀メダルを取った試合。
何気なく見たテレビで白いテーシャツにカーキ色、金髪で茶色い顔のブラジルの女の子(ライッサ・レアウと言うらしい)が演技していたが、ストリートファッションが似合って、とてもカッコよくて惹きつけられた。人によるがスケボーはファッショナブルでかっこいいスポーツではある。
だが、街でやればマナー違反で暴力的な、階段の手摺を滑り降りたりする競技はオリンピックにふさわしいのかと前から思っている。公園でスケートボード禁止と書いてあるのに、上半身裸で我が物顔でスケボーをするのを見ると不良少年としか見えない。
「オリンピックでやってるから街でも手すりを滑ってなぜ悪い!」と変な強弁を言いそうで怖いな。
それとブラジル娘の16歳くらいであればまだ良いが、ひと昔の女子体操や女子フィギアのように、14歳、15歳の子どもが金、銀メダルをとる競技ってなんか変だな。特に日本人だと欧米人と違い、いかにも子どもでとても違和感がある。
もちろんおめでとうと言いたいし、彼女たちの苦労、努力にケチをつけるつもりはまったくないのだが…