keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【タウンレポ】ダイナシティウェスト・アネックスは成功するか?

 

ダイナシティウェスト・アネックス建設のため第4駐車場が閉鎖


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この駐車場が本日(2023.5.29)から閉鎖中(5.28撮影)

 

小田原市中里(最寄り駅はJR東海道線鴨宮駅)にある大規模ショッピングセンター「ダイナシティ」はイトーヨーカドーなどが入る「イースト」と、かつてはロビンソン百貨店西武百貨店が入店し現在は食品スーパー「ヤオコー」などのテナントが入る「ウエスト」の2つに別れているが、「ウエスト」に来年新たに3階建ての新館「Dynacity WEST ANNEX(ダイナシティエストアネックス)」が建設される予定だ。このため、第4駐車場が本日から閉鎖されている。

 

新館建設に伴う第4駐車場の一時閉鎖について | ダイナシティ

【小田原市】2024年春OPEN!ダイナシティ小田原に新館「Dynacity WEST ANNEX」ができるようです! | 号外NET 小田原市(県西地域)


ダイナシティからの「お知らせ」では(一時閉鎖)と書いてあるが、この場所に新館が建設されるので、もうこの駐車場はなくなるものと思われる。

 

ANNEX建設に残る懸念

ところで、普段ダイナシティを利用している近隣住民からは、今回の新館建設には懸念の声がある。


まず、現在でもダイナシティエストは平日は比較的閑散としており、新館の増設により集客が見込まれるのかが疑問だ。


ダイナシティの商圏は、広くみても平塚市以西、秦野市から箱根町熱海市までと思われるが、所詮神奈川県西部の地方都市であり、地域内の人口は限られ、今後の増加も見込まれない。

 

更に小田原市内では久野の旧専売公社跡にイオンタウンが2024年春開業予定であり、一定数の客が流出するのは避けられない。


現在ダイナシティエストは平日はヤオコー以外は比較的閑散としているものの、コロナ禍以降は以前より客が増えた感覚がある。運営会社やテナントの方が先行き不安な心情は察するが、利用者としては、ゆったりとした駐車場を始めこの位の賑わいがちょうどいい。近隣の店舗と比較すると、平塚のららぽーとの雑然とした店内よりは落ち着く環境である。


以前近隣に配られた建設説明会開催のチラシには、駐車台数は現在に比べて減少すると書いてあった。郊外型店舗として広々としている敷地を狭苦しくする必要はないのではないか。


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第4駐車場閉鎖の影響からか満車の第5駐車場(5.29)

 

ダイナシティウェスト・アネックスは成功するか?

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開発事業計画の立て看板

開発事業計画等によれば「Dynacity WEST ANNEX(ダイナシティエストアネックス)」は地上3階建てでウエストの南側に建設される予定だ。


現在、ヤオコーに近いウエストの北入口は利用者で賑わっているが、正面入口や南入口方面は利用者が少なく、南側の店舗は少し寂しい状況だ。


このため新館に隣接する現在の南側店舗へのテコ入れも狙いなのだろうが、南側には駐車場がなくなるので、狙い通りになるか懸念が残る。


少なくとも工事が終わる来春まで南入口付近の店舗は厳しそうだ。新館ができて賑わうとしても、それまでが厳しいだろう。

 


上述のようにダイナシティエストはロビンソン百貨店が撤退し、その後入った西武百貨店も撤退して、一時はビルの半分程度がシャッターが降りて、存続が危ぶまれた。


ヤオコーの出店により、現在はかなり盛り返していて地元民としても喜ばしい。新館建設でさらに盛況になればいいのだが、そうならない場合ウエスト自体の存続にも影響する。加えて上述の郊外型ショッピングセンターの長所であるゆったり感が損なわれるのは利用者としては残念だ。


新館建設はイオンタウン開業などを踏まえた運営会社の判断と思われるが、近隣住民としては、新館開業でより快適なショッピング環境となることを期待したい。


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【追記】こんな形になるようです。

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ダイナシティウエスト・アネックスが地鎮祭/ダイドーフォワード | 建設通信新聞Digital より引用。

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