画像生成AI
先日の記事で、チャットGTPの能力がなかなかのもので、今にキーワードを入力すると絵を描いてくれるようになるのでは、と書いたが実は既にそういうサービスは存在していた。
例えば画像生成AI「Stable Diffusion」というサービスは、キーワードを入れるとAIが絵を書いてくれる。ただ、これは英語でやり取りするので敷居が高い。日本語で簡単に利用できるサービスがないかと探したら、LINEで利用できる「お絵描きばりぐっとくん」というサービスを見つけた(昨日の記事でも触れました)。
「お絵描きばりぐっとくん」
このサービスは上述の「Stable Diffusion」を利用しているようで、試しに友だち追加して使ってみた。無料で1日3枚まで描けて(それ以上は疲れて描けないらしい😅)、プレミアム会員(1か月500円)なら無制限に使える。
「ばりぐっとくん」が描いてくれた作品は写真のようなものが多くて、もしかしたら検索して出てきた画像を使っている?という気がしないでもないが、AIが写真風に描画しているとしたらすごいテクニックだ。
(言葉によってはイラスト風の作品もできる)。
「海辺の松並木の小道」で描画
「タヒチの夕焼け 椰子の木」
「ニューカレドニアの休日」
「新緑の森 木漏れ日」
「イラストお絵描きばりぐっとくん」
「お絵描きばりぐっとくん」の説明にイラスト専門の「イラストお絵描きばりぐっとくん」もあると書いてあったので、そちらの方も使ってみた。
「海辺の松並木の小道」(松並木にはなっていないが…)
「海辺のサイクリングロード」(よく見ると変ですが…)
こちらは本当にイラスト風で、自分がイメージしていたものに近い。ただ、無料で利用できる枚数が累計10枚までなのが惜しい。それだけ質が高いということかもしれない。
「お絵描きばりぐっとくん」のプレミアム会員だとこの「イラストお絵描きばりぐっとくん」も無制限で使えるらしくて食指が動く。月額500円だから試しに使ってみたい気もする。
まだまだ未完成な部分も
ただAIが描くのでどちらも時々グロテスクな絵が出てくる。これは少し怖い。人やものの比率がおかしかったり、訳の分からない異様なものが入っていたりして、不気味な絵もある。いずれは改善されると思う。
イラストお絵描きばりぐっとくん「海辺 自転車 女性 麦わら帽子」で描画
生成AIの著作権
ところでチャットGTPや画像生成AIを巡る著作権については、ニュースなどで取り上げられているとおり、色々議論がされている。現状ではグレーな部分はあるが、画像生成AIで生成した作品が著作権侵害くとなる可能性は少なそうだ。
(参考)Midjourney、Stable Diffusion、mimicなどの画像自動生成AIと著作権 | STORIA法律事務所
生成AIの猛烈な進化と著作権制度~技術発展と著作権者の利益のバランスをとるには~ | STORIA法律事務所
素人考えだが、人がオリジナルの絵を描く場合にもいろいろな絵を参考にするのだから、多数の絵の情報を参考にしてAIが描くのもありかという気もする。
おわりに
前述の記事で「夏の海辺に佇む少女」と入力したらAIが勝手に描いてくれる時代が来るかもしれない、と書いた。だが、既にそんな時代になっていた。AIは加速度的に進化している。
お絵描きばりぐっとくん いずれも「夏の海辺に佇む少女」で描画
付け足し(以前書いた拙作)