今日は花まつり、お釈迦様の生誕を祝う日だと気づいた。先ほどまで、8日はヨーカドーのハッピーデー、土曜日くらいの認識しかなかったが。
お釈迦様は誕生直後に7歩歩み「天上天下唯我独尊」と右手で天を、左手で地を指さしたという。「唯我独尊」は自分勝手、わがままの意味で使われているので、この言葉には疑問があったが、調べると「天にも地にもただ一人私として尊い」「ただ一人の存在としてそのままで尊い」との意味で、「私だけが尊い」という意味ではないようだ。
天上天下唯我独尊 | 生活の中の仏教用語 | 読むページ | 大谷大学
「唯一無二」「世界に一つだけの花」「私と小鳥と鈴と〜みんなちがって、みんないい」の意味に近いのかも。「多様性」と言うとちょっとニュアンスが違うかな。
東大寺 誕生釈迦仏立像・灌仏盤 https://intojapanwaraku.com/art/2026/ を参考に描画
お釈迦様が生まれた時、花は咲き乱れ、甘露の雨が降り注ぎ、世界中が輝き喜びにあふれたという。
先ほどの投稿で、今年はツツジやハナミズキ、藤の花が咲くのが早すぎると嘆いたが、もしかすると今日の花まつりを祝ってくれたのかも知れないのだ。そうだとしたら、花のみなさん、ごめんなさい。
この世が良くなりますように。