コロナ療養期間が終わり今日から平常モードで外出。そのせいかスマホを家に忘れた。
普段はスマホ、タブレットで読書をしたり原稿を書いているので、どちらもないと座っていても何もすることがない。仕方がないのでバッグに入っていたノートを取り出し、思いつくまま書いている(これは後で入力したもの)。
スマホが普及したのが2000年代、携帯が1990年代。バブルの終わる1980年代まで、手空きの時間は多分本(もちろん紙の本)を読んだり、考え事をしていたはずだ。
あの頃は仕事のこと、家庭のこと、人生のこと、考えることが多分今よりたくさんあった。そして、ぼんやりと取りとめなく心を見つめる時間もあった気がする。
そう、人には考えたり、ボーッとする時間が必要だ。ぼんやりともの思いにふけったり、何も考えずに心を遊ばせる時間。今は暇だとスマホをいじっていて、そうした時間がない。
多分そんな静かな時間が一番必要なのだ。時間はまだまだたくさんある。スマホを置いてボーッと心を遊ばせる時間を創ろうと思う。
明日は彼岸入り。春色が濃くなり桜も開花しているが、今夜は雨の予報である。