松田山の写真+イメージです
3年ぶりに訪問。以前訪れたのはダイヤモンドプリンセス号、安倍首相の休校要請など、日本中が得体の知れない新型コロナに戦々恐々としていた頃。その後、様々な出来事があり、現在はマスク着用は原則個人の判断、5類移行などという段階。でも、何が正しいのか、本当に先行きが見えない世の中だ。
さて、今回は混まないうちに、と早めに家を出た。JR御殿場線松田駅前の町営駐車場には午前9時過ぎに到着、駐車場所はまだ余裕がある。
前回はだいぶ歩いた記憶があったが、道が分かっているためか、246号線と東名の高架をくぐって、程なく富士山がよく見える公園入り口にたどり着く。入園料は大人300円、今はキャッシュレス決済も使えて便利だ。


狭い石段を登り、一息つくとまた目の前に富士山、快晴なのでくっきり見え、皆さん写真を撮っている。公園の上までは坂道で、最高気温18度の今日はひと汗かくが、花陰の路で、菜の花の香りも漂い心地良い。
先週後半に満開になったが、今日も全く色褪せず、むしろ今が一番の見頃だ。午前9時台なので、下から見上げる河津桜のピンクと菜の花の黄色がまぶしいほどきれいだ。
朝の光は良い。上から見下ろすより、こうして花の下から見上げる方が美しいと思う。開園間もないので、さほど混み合っておらず、やはり早く来て正解。
小さな子ども連れの若いママや、モデルらしききれいな女性を写すカメラマン、カメラ娘のグループがいて一層雰囲気を柔らかくしているようだ。彼女たちもこの時間で正解です。
公園の上からも富士山がよく見えるが、桜の花と一緒に撮りにくいのが難点。みかん、鮎の塩焼き、焼き芋、ハンバーガーなどのお店もある。小さなブーケがかわいい。どうも少女趣味があるようだ。ハーブガーデン内の売店も久しぶり。
帰りも徒歩で駐車場まで。まだ10時過ぎだが、公園に向かう人波が絶えない。これから相当混み合いそうだ。松田駅前のシャトルバス乗り場も長蛇の列。
車に戻り、ちょうど良い疲れ。気持ちが良い小さな旅だった。
ところで、公園に登る時に見かけた一眼レフを持つ若い女性は、みんな白っぽいふわっとしたワンピースなどを着て、麦わら帽子、藤のバスケットを持ち写真を撮り合っていた(冒頭の画はそのイメージ)。
なるほど。桜の下で映える服をよく考えている。カメラ小僧は撮るだけだが、カメラ娘は被写体、モデルにもなれるのが少しうらやましい。
ちなみに、アジア系の若い女性グループも複数見かけたが、白いシャツに黒いミニスカート姿が多く対称的で面白かった。