keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【テレビドラマ】日テレ「ブラッシュアップライフ」♯6

 

www.ntv.co.jp

 

今期では自分としては「罠の戦争」「大病院占拠」とともにベスト3に入るドラマ。バカリズム氏の脚本のドラマはみな面白い。ストーリーもそうだが、セリフ、特に女子トークが自然で、ヒネリもある。

 

第4回あたりからの3回目のやり直し人生はテレビ局のアシスタントプロデューサー。テレビ局のアシスタントディレクター、いわゆるADがこき使われるのは知っていたが、アシスタントプロデューサーのことは知らなかった。

要するに制作に関するなんでも屋さんで、非常に機転とコミュニケーション能力が必要とされる仕事のようだ。日テレで実際に放送した人気ドラマの「花咲舞が黙ってない」や「家売る女」の制作現場の内容。内輪ネタが盛りだくさんで、ドラマ制作の内情が分かってワクワクした。

前回だったか、俳優のスケジュール変更に合わせて、あの手この手で撮影時間を早める話や、「衣装合わせ」の話がとても面白かった。実際の番組に出演した塚地武雅さん(花咲)や仲村トオルさん(家売る)が出てくれたのもびっくりでうれしい。

 

第6回も、ドラマ出演者の名前の順番である「番手」について、プロデューサーが様々なしがらみに苦労しながら作るという話はとても面白い。特に、今ひとつ意味が分からない「特別出演」「友情出演」の意味がそういうものかと笑った。

あの世に来るのも3度目となり、しかも今度の転生はムラサキウニ。主人公は徳を積んだのになんでと流石にイヤになり、あの世の番人のバカリズム氏と文句を言いながらするやり取りするのだが、会話が噛み合わないのに抱腹絶倒した。こういう会話のおかしさはバカリズム氏は得意だな。

4周目の人生のやり直しの方も、主人公麻美も流石に面倒くさくなって、不自然さを隠さなくなる。 あれ、セリフを言う子役は大変だったろう。

 

2周目の人生は「薬剤師」、3周は「アシスタントプロデューサー」という、ドラマで滅多に取り上げられることがない職業で、仕事の内容や内輪ネタを見るのはとても面白い。丁寧な取材とおかしみのある構成、さすがバカリズム氏の脚本だと感心する。

 

4周目、主人公はもとより、見る方も人生の繰り返しに飽きてきたので、来週からまた違う展開になりそうで楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

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