はじめに
寒い季節にも、汗ばむ季節にも、雨の多い季節にも役立つふとん乾燥機。マット式のものとマットなしのものがありますが、簡単さではマットなしの製品がおすすめです。
代表的で売れ筋の製品はアイリスオーヤマのカラリエですが、ツインノズルタイプとシングルノズルタイプの製品があり、どちらにするか迷うところです。
筆者は色々検討してシングルノズルの製品 を選びましたが、多分人それぞれの生活環境によりおすすめは異なると思います。
ここでは筆者がシングルノズルの製品を選んだ理由とそれぞれの製品のおすすめポイントをまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
筆者がシングルノズルを選んだ理由
今までマットタイプの乾燥機を使っていて、まだ使えるものの、使用中にコンセントが熱くなり少し危険かなと買い替えることにしました。
検討対象としたのは以前から興味のあったアイリスオーヤマのハイパワー・ツインノズルタイプ KFK-401/FK-WH1とハイパワー・シングルノズルタイプ KFK-301/FK-H1の2製品。マットタイプのふとん乾燥機に比べ、マットなしタイプはやや乾燥力に劣るのでハイパワーの製品を選び、それぞれのメリット、デメリットについては次のように考えました。
ツインノズルタイプ KFK-401/FK-WH1
✅メリット
- 2組のふとんを当時に乾燥できる
- (1組の場合)2本のノズルで隙間をつくり広く温風を送風
- 消費電力は1000wで強力
- 靴乾燥も2足同時に可能
- 専用のダニ退治用ふとん袋を使うと強力なダニ退治ができる
✅デメリット
- ノズルのセット、収納がシングルノズルより面倒(ホースが2本でサイドフラップも開く必要がある)
- シングルノズルより高価格
- (2組乾燥の場合は乾燥能力が小さくなる)
シングルノズルタイプKFK-301/FK-H1
✅メリット
- ノズルのセット、収納が簡単(ホースが1本)
- ふとんを持ち上げるロング立体ノズルが大きく長いので隙間が大きい
- ツインノズルより低価格
- ツインノズルよりコンパクト
✅デメリット
- 2組ふとんの同時乾燥はできない
- 送風範囲はツインノズルより狭い
- 消費電力は900Wでツインよりやや小さい
乾燥能力についてはシングルノズルは送風パイプが太く立体ノズルも長く隙間が高くできる一方、ツインノズルは2つのノズルにより空間を作れて送風範囲が広いので、どちらが能力が高いか判断が付きにくいところです。
しかし、ツインノズルの方が消費電力が高いので乾燥能力は高いと言えるでしょう。
概ね以上のとおりですが、我が家の部屋の状況から2組同時に乾燥することはあまりないこと、セットが楽なマットなしタイプ乾燥機を選ぶのだから、ノズルのセットはできるだけ簡単な方が良いこと、加えて価格が安いことからシングルノズルタイプを選びました。
ただし、ツインノズルタイプのデメリットはセッティングがやや面倒なこと、価格が高いことくらいなので、セットの手間や価格がさほど気にならないのであれば、汎用性も考えて、一般的にはツインノズルの方がおすすめかもしれません。
それぞれの製品に向いている方
シングルノズルタイプ
- 一人暮らしの方
- 2組同時乾燥を行う予定のない方
- 面倒くさがりの方(セットがより簡単な方がいい方)
ツインノズルタイプ
- 2組同時乾燥を行いたい方
- 1組でも広範囲の送風にこだわりたい方
- 2足同時靴乾燥を使いたい方
- 専用袋を使った強力なダニ退治を行いたい方(KFK-401/FK-WH1に限る)
結局、ノズルのセットの手間をどう考えるか、2組のふとんの同時乾燥を行うかどうかがポイントではないかと思われます。2組乾燥する場合でも、1組ずつしっかり乾燥したいと思われる方、順番に行えばよいと考える方はシングルノズルでも問題ないかもしれません。
ただし、上で述べたように、一般的には、セットの手間や価格がさほど気にならないのであれば、汎用性も考えて、ツインノズルの方が無難でしょう。