連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1 NHKドラマ・ガイド
前作が不評で、注目されていた朝ドラ「舞いあがれ!」が始まった。1週間見たが良いドラマだと思う。
制作陣も役者さんも奇をてらうことなく、丁寧に作っているのが分かる。前作があんまりだったので、バードルが上がったのか、下がったのかわからないが、まずは一安心。
TwitterはじめSNSでも賞賛の声が多く、前作のように「反省会」は盛り上がっていない。ストーリーがスピーディで内容が凝縮しているのも良い。
Twitterの声から
まだ始まって3回なのに、既に舞ちゃんたちの人となりや家族間の関係や置かれた状況がすんなりと理解できるのはすごいな。しかも説明ナレではなく演技や演出の描写によってだし、情報量モリモリなのに押しつけがましさを感じない。小道具など細部に至るまでとても丁寧に作られているよ。#舞いあがれ
— ちはや (@chihaya1088) 2022年10月5日
今日の、#舞いあがれ、お母ちゃんに離れて暮らそうと伝えられてから翌朝の別れまで、最後の夜に横になる舞ちゃんがお母ちゃんの背中を探して寄り添うシーンを入れたのすごいよくなかったですか?ナレーションもなにもなかったけれど、舞ちゃんの気持ちが伝わってきた。わたし、この物語が好き大好き。
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) 2022年10月6日
SNSは一方向に流れやすいから、そのまま100%受け止めることはできないが、熱を出した娘への心の気遣い(普通なのだが前作では放ったらかし)、仕事・家事・育児にいっぱいいっぱいの母親、近所の人の優しさ、母親を気遣う父親 、最初はつっけんどんだが実は娘と孫の帰省が嬉しい祖母、細やかすぎ共依存の母親と娘の関係を見抜きあえて離れさせる祖母、舞を暖かく受け入れる五島の人たち。こんな時代だからこそ、ストーリーの細やかさと温もりに安らぐ。
そうだ、このドラマはみんな気遣いができる人たちだから気持ちがいいのだ。でも、気遣いし過ぎで熱が出ることもある、人と人との関係の難しさも表現している気がする。
抱え込みすぎて限界いっぱいな母親めぐみ(永作博美) 、賢者で温かい祖母祥子(高畑淳子)、母親似で繊細な舞(浅田芭路(はろ))をはじめ出演者の演技も巧みで心地良い。
子ども時代は来週終わり。大人になった舞もこんな優しさに包まれてほしい。前作は主人公が成長してから物語がおかしくなったが、公式ホームページやTwitterの内容に垣間見える大阪制作陣のきめ細やかな気配りを見る限りきっと大丈夫だろう。
【#2分で舞いあがれ 第1週】
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) 2022年10月6日
1週間分の物語をぎゅっと短くまとめた動画です。75分が、だいたい2分でわかります🛩
※ネタバレ満載の内容ですので、ドラマ本編をこれから見る方はご注意ください。
<出演> #福原遥 #永作博美 #高畑淳子 ほか#朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/hI84Rkr8w2