keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【調べてみた】ロピアはなぜ現金決済だけなのか?

自分の住んでいる地方都市は都心に住んでいる人に羨まれるくらい大型・中型のスーパーが存在し、普段は比較的近いイトーヨーカドーヨークマートヤオコー、地元スーパーなどで買い物をしているが、たまに「ロピア」という藤沢市発祥の中堅スーパーに行ったりする。

ロピア - Wikipedia

ロピアはデイスカウントスーパーとして知られている。

価格は安いがいつも混んでおり、通路が狭くて人が密集するのであまり頻繁には行かないが、支払いの都度、この店は現金決済のみだと気づく。

キャッシュレス決済の時代で、自分もほとんどの買い物はキャッシュレスで支払っているので、戸惑ってしまう。セミルフレジだから、レジの人の手間は他店と同じだが、釣り銭の補充が大変なのではと、他人事ながら心配してしまうのだ。

 

気になったので調べてみた。現金決済オンリーの理由はコスト低減のためらしい。

ん?現金オンリーの方が手間や人件費もかかるのではと思うが、実はキャッシュレス決済の手数料は意外にかかる。QRコード決済で1.6%~3.25%、クレジットカードの手数料は中⼩加盟店の場合で3%台かそれ以上らしい。

キャッシュレス手数料は「まだ下がる」、公取委と経産省が銀行と国際ブランドに照準 | 日経クロステック(xTECH)

確かに、これでは、釣り銭用意の手間やコストを考えても現金オンリーの方が安く済むだろうし、その分商品価格を下げればお客は増える。

「同じ商品ならより安く」「同じ価格ならより良いものを」というロピアのモットーのとおりである。

 

問題は自分のように現金決済が嫌いな客の足が遠のくことだが、日本のキャッシュレス決済の割合は2020年で29.7%で、まだまだ過半数は現金決済。だからキャッシュレス決済が使えないにもかかわらず、ロピアはいつも混んでいる。

 

いつも便利に感じているキャッシュレス決済だが、考えてみると店のキャッシュレス手数料は最終的に客が負担しているのだから、便利便利と浮かれていてはいけないのかも知れない。

 

ところで、100均大手ダイソーの店舗では、少し前まではキャッシュレスはPayPayだけだったのが、現在はクレカ、電子マネースマホ決済とほとんどのキャッシュレスに対応している。うれしいことだが、最近有人レジよりセルフレジの方が中心になっているのは、経済環境の厳しさに加え、キャッシュレス決済手数料も踏まえたコスト軽減の取り組みのひとつだろう。

 

利便性がありコロナ禍でも安心なキャッシュレス決済だが、実はそれなりのコストがかかっていることに今更ながら気付かされた。

 

 

 

 

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