keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【コラム】安倍元首相銃撃事件

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MBSニュースより引用

とんでもない事が起きた。安倍晋三氏のご冥福を心よりお祈りいたします。

歴史に残る悲しい出来事。今の思いを綴ります。

 

昼食時の衝撃

昨日は昼食にズッキーニ、トマト、ベーコンのチーズ焼きを作り、ズッキーニに火が通っているか気になったが思いのほか美味だった。

そんな時、安倍元首相銃撃、心肺停止と事件の速報が入り、非常に驚いた。「ひるおび!」を見ていて、この日はコロナ再拡大の話題だったのだが、それからは、この重大事件のニュース一色。ゲストの医療関係者は結局キャンセルになったのだろう。

田崎史郎氏との電話があり、その後本人が駆けつけて出演していたが、普段は憎々しいところもあるこの人だが、こんな時は何か安心感があって不思議だった。

 

女子高生の的確過ぎるコメント

NHKを見ると、事件を目撃した女子高生二人が、高揚しながらも分かりやすく的確な証言をしていた。犯人が逃げもせずに立っていたこと、グレーの上着で黄土色のズボンだったというのも、その後のニュース映像でそのとおりだった。

奈良の言葉なのだろうが「〜はった」と柔らかく、二人のコメントの掛け合いのタイミングが絶妙で感心する。さすが関西の女子高生だ。

その後のニュースでは別の人のコメントや映像になっていた。未成年、女子高生のコメントを使い続けるのは適当でないと考えたのだろう。

閑話休題

 

自分はさほど気にならないが、夕方の病院の記者会見では、搬送時からずっと心肺停止状態とのことで、実際は現場で即死状態だったのだろう。

極めて重大な事件で、参院選投票日直前の政治に大きな影響もあることだから、万が一亡くなられても、発表のタイミングは選ぶだろうと思っていて、実際そのとおりになったが、夫人が病院に到着してから発表したのかなとは思う。それもどうこう言うつもりはないが、一般人だったらもっと早く判断はされただろう。

警備について、後付で批判しても仕方がないが、色々言われているように、安倍氏の後ろを警戒しなかったこと、2発目まで間があったのに、防御行動を取らなかったことは失態と言われても仕方がないだろう。素人でもそう思う。

 

「暴力で言論を封殺」に少し違和感

さまざまな方面から「暴力で言論を封殺することは許されない」と談話があり、それはそのとおりなのだが、この事件、現在までのニュース発表を見る限り、母親がのめり込み多額の献金をした宗教団体を恨み、団体に近い安倍氏を狙った、私怨と言える事件。「言論の封殺」に少し違和感があるのは自分だけか。

人を殺すこと自体がまず許されないことだし、その次に「言論」と言うより「政治」を暴力で犯すことは許されない、と言う方が自分としてはすんなり来る。

 

犯人も映像で見る限り、自衛隊に在席したことはあるにしても、細身で、肉体的な暴力感は少ない。

ただ、宗教団体への恨みだとしたら、報道についても少しごちゃごちゃしそうだ。

「特定の宗教団体に恨み」「母がのめり込み多額献金」 安倍元首相銃撃事件容疑者が供述 2022年7月9日08時23分
街頭演説中の安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)=奈良市、職業不詳=が、犯行理由として特定の宗教団体への恨みを挙げている。

朝日新聞が捜査関係者の話として伝えたところによると、山上容疑者は逮捕後の調べに対し、特定の宗教団体の名称を挙げ、「恨む気持ちがあった」と説明。安倍氏と特定の宗教団体の関係が近いと思い、狙ったとしているという。一方、安倍氏の政治信条には恨みはないと話しているという。

NHKは、山上容疑者が恨みを抱いていた対象について「特定の宗教団体」ではなく「特定の団体」と報道。その上で、捜査関係者の話として、山上容疑者が「母親が団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして家庭生活がめちゃくちゃになった」という趣旨の供述をしていると伝えている。

毎日新聞は、捜査関係者の話として、山上容疑者が特定の宗教団体の幹部の名前を挙げ、その幹部を狙うつもりだったという趣旨の供述をしていると報道。しかし、その幹部は現場にはいなかったという。

「特定の宗教団体に恨み」「母がのめり込み多額献金」 安倍元首相銃撃事件容疑者が供述 : 社会 : クリスチャントゥデイ より引用


素人で不勉強だが、昨日の病院の会見だと、銃弾は一つは首から肩に抜け、ひとつは首から体内を心臓を貫いたという。手製と言われる銃の精度、弾丸の種類など詳しい状況はわからないが、もしかすると、弾が当たったことも心臓に向かったことも偶然かも知れず、そうだとすると不幸な偶然が重なったものだ。

 

安倍元首相には多くの批判もあり、筆者は功罪半ばかもしれないと思っている。だが、警備の迂闊さや不幸な偶然から元首相が亡くなり、平然と多くの人々を殺し続けるプーチンの方が生き永らえているという神の判断も、実際良くわからない。

 

そんなことを感じた昨日の事件だった。

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