今日から春めくというのに、気分が重いのは、プーチンのめちゃくちゃなウクライナ侵略のせいである。
今日は2月26日。1936年の今日陸軍皇道派の青年将校が昭和維新を掲げて、クーデターを起こした226事件の日。その5年前1931年には満州事変があり、これをきっかけに関東軍は満洲を占領していく。自作自演の侵略は世の独裁者の常である。その前には日清戦争、日露戦争の勝利。
そういえば太平洋戦争は連合国側の日本への経済制裁の中で始まった。本当に戦争は同じように繰り返す。ただ、狂ったプーチンの蛮行に欧米各国が軍事力行使をしないのは人類が少しは進歩したということかもしれぬ。でも、では凶刃をどう振り払うのかが見えない。
1945年原爆が落とされた。日本は敗北し米国に占領された。そして文化が変わった、変えられた。いい面も悪い面もあった。でも、米国だから良かったのだろう。ソ連だったら更にどれだけ悲惨だったのか。
さて、事実を見ればアメリカはアフガニスタンもウクライナも見捨てたと言われても仕方がない。時代が変わってしまい後戻りできないのか、1人か2人、いや3人の狂人がいなくなれば世界は正常に戻るのか、多分、さらにおかしなのが湧き出してくるだろう。
そんなこと、あんなことでどんよりと気が重い2022年の2月26日である。
北京冬季オリンピックが終わりまだ1週間も経たないのに、テレビニュースはウクライナの悲惨な映像と恫喝するプーチンの映像ばかり。世界が変わってしまった。