keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【テレビ】NHK「カムカムエヴリバディ」(2.10,2.11)~川栄李奈の自然っぽい演技が良い


連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」オリジナル・サウンドトラック 劇伴コレクション Vol.2

 

川栄李奈が登場し、いよいよ「ひなた編」がはじまった。

 

AKB48ファンだったことがあり、川栄については、おバカキャラと言われた当時や、握手会での襲撃事件、卒業してから舞台公演「女忍者あずみ」の演技で好評だったこと、その後も演技が上手いと評価されてきたことを知っている。

 

ただ、たびたびドラマで顔は見るものの、本当に演技が上手い女優なのか、自分では実はよく分からなかった。結婚、出産後に「リモートラブ」で演じたセフレ女の役でイヤーな感じを受けた。「青天を衝く」では徳川慶喜の妻を演じたが、こちらも上手いのか下手なのか正直よく分からなかった。

 

そんな訳で、今回の朝ドラは、今まで好評なこのドラマのラストランナーとして大丈夫かなと心配と興味半々だったのだが、登場第1回目でこの人の凄さを感じ、見直した。

 

安子編、るい編と大変楽しんで見ていたのだが、ひなたが生まれ、子役が登場してから、ストーリーが平板なのと、ひなたは侍が好きなお転婆な女の子という設定もあるのだろうが、子役の演技がオーバーに感じられて、申し訳ないが少し興味が遠のいてしまった。

 

川栄は18歳の高校生としてなんの違和感もなく、演技が自然で、子役の時と同じ、わざとらしくも思えるひなたのセリフが、この人が演じると嫌味なく聞こえる。大阪で生まれた女の替え歌も、普通の女優ならイヤらしく聞こえるのだろうが、比較的自然に聞こえた。回転焼きを買いに来た「不愛想な男」とのやりとりも、わざとらしさがなく素直な感じでとても良かった。

 

川栄李奈はよく言われる「演技が上手い」というより演技が自然、役になりきるといった方がいいのかもしれない。かといって草彅剛が役になりきるのとも違う、自然に演じられる、自然っぽく演じる(自然そのものでなく)、といった方がいいのかなあ。言葉にするのが難しい。

 

そんな訳で、ドラマも川栄李奈もこれからますます楽しみになりました。

 


恋のしずく

 


川栄李奈ファーストフォト&エッセイ『これから』

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