何かヘマをして失敗した時、あるいは運悪く損をした時、「もしあの時こうしていたら」と悔やむことがある。でも過去は変えられない。
損を取り返すために何をしたらいいのかと悩む時があるし、損をしたから勉強になったのだ、と自分を慰めることもある。でもどちらも「正当化」で自分を誤魔化すことだ。
イソップ物語で、取れなかったぶどうを、「どうせあれ酸っぱいから要らなかった」と誤魔化す狐と同じだ。
損は損として認めること、割り切ること、それが大事。
潔く損切り。株のように。
いつまでも引きずらないこと、それが大事。
損は損として認めて、終わらせて、新しく始めればいい。
反省は必要では?いや、反省などしなくても心が覚えている。
ゼロから始める、そう自分に言い聞かせればいい。