毎日夜の9時15分に会社のアラームが鳴るという、なんだかおかしな夢を見た朝、着替えをしていたら、唐突にこの歌詞が浮かんできた。
一人ひとりが思うことは愛する人のためだけでいい...手を広げて守ればいい、体を投げ出す値打ちがある
そうなのだ、それでいいのだ。
だが、それほど人を思ったことがあったか?
なかったとしたらずいぶん淋しい人生ではなかったか。
何かが溢れて、歌詞を確認したら2番の歌詞にさらにグッときた。
いつの日か人の胸に愛がよみがえり...遠い明日を思うことは愛する人のためだけでいい
今のギスギスした、見せかけの社会にこそ必要な言葉ではないか。
阿久悠作詞大野克夫作曲、1978年公開の映画「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」の主題歌である。約束した女の子が来なくて仕方なくひとりで観た映画。その切なさとともに思い出した。