何日かぶりに寒い日だ、今朝、自転車で走る途中の川に顔なじみのダイサギがいて、普段は近くを走ると飛び去るのに、今朝はじっとしている。
おやっ、と思い見ると、素早く川面にくちばしを突っ込み、魚をさっと尻尾の方から咥えて、何度か口をカタカタさせてから、スルッと飲み込んだ。
ナイスタイミングだな。
おなじみの鳥で、いつも冷たい川の中で震えながら佇んで魚を狙っているのだか、餌を採るのは見たことがなかった。どうやって魚を捕まえるのか、不思議に感じていたが、そうか、そうして採るのだなと、納得。
この川にはいつも鴨が何羽も泳いでいて、水の中に首を入れて餌を採っているのはよく見るが、サギが魚を食べるのを見たのは初めてだ。川鵜が水中に潜っているのもたまに見るが、水鳥の種類により取り方が違うのも面白い。
都会では見られないと思う。田舎だが地方都市の良さの一つですね。