今日はこのあたりの地区でどんど焼きがあり、松飾やお札を燃やしてきた。実は隣の地区の方にお供えしたのだが、地元の地区のどんど焼きは少し距離があるので、毎年、隣の方にお世話になっている。すみません。
成人式もそうなのだが、正月が終わり、何となく気の抜けた、ぼやけた季節感の中で行われる行事と言っては怒られるだろうか。寒さはますます厳しくなり、早咲きの梅のみ待つ小正月のこの季節を少しでも彩りたいという先人の知恵なのだろうかと思う。
とはいえ、冬至を過ぎれば、昼はほんの少しずつ長くなり、特に夜明の時刻は一日一日早まっていく。「いずれ春永に」という言葉通り、春を待ちわびる日々だが、春風や暖かい日差しをを思い浮かべると、心が少し暖かくなる。
「どんど焼き」は、年神様を空に見送って、無病息災や五穀豊穣などを祈願する行事。何度言ってもいいだろう、どうぞ、今年こそ良い年でありますように!