コロナ、デルタ株が日本で信じがたいほど収束し、ヨーロッパや韓国での拡大を他人事に感じていたが、そううまくはいかないようだ。
南アフリカで検出されたオミクロン株について、世界各国で入国制限などが始まり、日本でも南アフリカ共和国など6か国からの入国後10日間の隔離を決めたのが11月26日で翌27日から実施、翌28日からはモザンビークなど3か国が追加されている。
新変異株オミクロン株の日本流入を警戒、岸田首相「強い危機感」 水際対策強化の対象にアフリカ9か国:東京新聞 TOKYO Web
あれ、早いなと思った。菅首相の頃はどうせ日本は遅い!とあきらめるほどに決定も実施も遅く、内容も生温かったためだ。
それが岸田首相に代わって一変した。菅首相時代は政府内で厳しい対応を求める声が上がっても、菅首相の経済優先?の「こだわり」でなかなか実施されなかった。
首相が変わるだけでこうも変わるのかと思った。
昨日だったか、イスラエルが全世界からの外国人の入国を禁止したとのニュースがあり、対策としては素晴らしいが、欧米諸国もここまではやっていないかったので、日本はここまではしないだろうと思っていた。
だが本日昼過ぎの速報を見てびっくりした。日本も「緊急避難的な予防措置として、まずは外国人の入国については、11月30日午前0時より、全世界を対象に禁止をいたします」と岸田首相が発表。
これは素早い。決定も明日からの実施もすごく迅速で、欧米に先駆けての対応だと思う。本の首相を尊敬できるのは久方ぶりのことでうれしい。
“入国停止”を発表:11/29(月) 13:16配信TBS系(JNN)
新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」の世界的な拡大を受け、岸田総理は全ての国を対象に、当面の間、新規入国を原則停止すると表明しました。
だが、勘ぐると、あのWHOも世界各国もこれほど迅速に厳しい措置をとるというのは、オミクロン株にはまだ公表されていない恐ろしさがあるのだろうかと少し怖くなる。いずれにせよ2週間くらいかかるという分析結果を待つしかない。
さて、この先の状況によっては冬季オリンピックもどうなるのかわからないですね。
今一番神経をとがらせているのは中国かもしれない。
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