しょうもない話。先日久方ぶりに知り合いに会い、高級な外車に乗っていたので少し羨んでしまった。別に外車に乗りたいとは思わないのだが、自分より裕福そうでいい車に乗っていることに正直嫉妬したのだ。
嫉妬、羨み、なんて情けない感情なのだろう。そんな感情は持ちたくないと思っていたが生まれてしまった感情はなかなか消えない。
なぜそんなそんな感情が生まれるか考えてみた。不平等な気持ち、劣等感、憤り。自分の今までの行動や考え方が否定される虚しい感じ。それから生じるやる気がなくなる感覚。
そんな心の動きなのだろうな。自分の今までの価値観や生き方を否定したくないから、それを否定するやうな相手、できごとの方を否定したい。自衛反応として自然に生まれる「心のバリア」ではないか。
だが、と思う。すべてをありのままに受け入れれば良いのだ、あいつはあいつ、俺は俺。あいつの運がよかっただけのこと。
自分の生き方が正しいのだと無理に思い込む必要はない。人それぞれの生き方があり運がある。結果だけで物事の良し悪しを判断するものでもあるまい。
そんなふうに思えてきたら、負の感情が消えていった。
嫉妬、羨みは「自分」を守りたい心のバリア。でも、全てを運と受け止めればきっと楽になる!
偉そうに書いているが、まだまだ未熟な私である…