keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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【コラム】自転車保険に入る前に自動車保険を「もう一度」確認しよう

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最近、自転車保険が義務化されて、家族の自転車通勤に保険の証明が必要になったらしい。

自転車保険に入るか、自動車保険で自転車事故の保障が付いているものが必要で、その保険証券の写しを提出するように言われたらしい。

自転車保険か、確か掛捨ての安い保険だなと思いつつ、まず自転車保険の義務化について調べてみた。

自転車保険の義務化

正式に言うと「自転車損害賠償責任保険等への加入促進」。近年、自転車が歩行者などに衝突して高額の賠償金を求められるケースが増えたことから、国の要請で都道府県などが条例で自転車利用者や事業者などに自転車損害賠償責任保険等への加入、自転車小売店や事業者などに加入の確認を義務化しているもの。

2021年10月現在で、23 都道府県が加入を義務化 、11 都道府県が努力義務としている 。義務化と言っても罰則はない。

道路:自転車損害賠償責任保険等への加入促進について - 国土交通省

自転車保険の義務化をわかりやすく解説|罰則や対象地域は?|EGR

 

蛇足だが、自転車保険も必要といえば必要だが、歩道をスピードを出して走る危険自転車の取り締まりのほうがもっと必要だと思うのですが。

 

自転車保険と自動車保険の特約

自転車保険とは「自転車損害賠償責任保険等」のことで、自転車の対人加害事故に対する賠償を保障する保険だ。「自転車損害賠償責任保険等」の「等」とは自動車保険の特約で同様な保障を付けているもののこと。

 

今入っている自動車保険の特約でついていないかと、保険証券を確認してみた。だが、自分や家族が自転車に乗っていて車とぶつかった時の保障はついているが、そのほか自転車関係の保障はないように思えた。

 

単体の自転車保険はネットでも、自転車屋でも契約できるようだが、それなりに保険料がかかるので、念のため、自動車保険のコールセンターに連絡してみた。

 

結論として、自転車保険より広い範囲で対人損害賠償特約が付帯していた。

 

わかりにくい保険の内容

しかしわかりにくい。小さい字で「対人損害賠償特約」と書いてあるだけで、詳しい人でないとこれが自転車保険の代用になるとはわからない。

 

対人損害賠償特約の説明で、例えば自転車事故の対人保障などと書いてあればいいのだけれど。念のため約款もみてみたが、受託物の免責で軽車両などが入っていて、これは自転車事故とは関係のない別の話なのだが、ちょっと見、不安を感じてしまった。

 

約款を精読すると、コールセンターで聞いたとおり、自転車に乗っている時だけでなく、偶然の事故で他人に人的損害を与えてしまった時の損害賠償金が保障される特約で、単体の自転車保険より保障は広範囲になっている。

 

自転車保険に入る前に今一度確認を!

結論としては、自転車保険義務化で自転車保険に入ろうと思っているみなさま、申し込む前に今一度、自動車保険の保険証券を確認して、「対人損害賠償特約」と書いていないか確認しましよう。わからなかったらコールセンターに電話をして。

無駄な出費は避けたいですからね。

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