ゴキブリが動き始める
これから暖かくなっていくのはうれしいのですが、ゴキブリなどの虫が動き始めるのはイヤですね。
最近は密閉された暖かい部屋が多いので、卵や幼虫で越冬することもあり、春には小さなゴキブリが出現してきます。
気温が20℃以上になるとゴキブリが活発に動くようになります。
大きなゴキブリが出始めると、気持ちが悪いばかりではなく駆除もしにくくなるので、早めの対策が必要です。
ゴキブリ対策にはまず部屋の掃除と整頓
ゴキブリは「食べもの」と「暗くて暖かい狭い場所」が大好きでなので、ゴキブリ対策ではこうした環境を減らすことが必要です。
具体的には、
などを心掛けるようにしましょう。
とはいえ、いくら注意してもゴキブリの出現が出現してしまったら、ゴキブリ対策グッズで強力にゴキブリを駆除しましょう。
薬剤で強力なゴキブリ対策を!
ゴキブリ対策グッズは形態、目的により次のとおり分類できます。それぞれのおすすめ製品も掲載しました。
設置タイプ
キッチンや部屋の隅などゴキブリが出そうな場所においてゴキブリを駆除します。
毒エサ(殺虫剤)型
ゴキブリの好むエサで誘引し、殺虫成分で駆除します。エサを食べたゴキブリの糞を別のゴキブリが食べて殺虫効果が拡散します。ゴキブリを完全に駆除除したい場合に一番効果的。ただし、幼児がいる家庭では設置場所に注意が必要です。
捕獲型
ゴキブリの好むエサで誘引し、粘着シートで捕獲します。侵入してくるゴキブリには効果的ですが、繁殖してしまったゴキブリを壊滅するには不十分なので、他のタイプと併用するとより効果的です。
忌避型
ゴキブリが嫌う成分の忌避剤を置いて、ゴキブリの侵入を防ぎます。殺虫効果はないので他の殺虫剤などとの併用が効果的です。
スプレータイプ
おなじみの虫を見かけたらシュッとかけて強力に退治するタイプなどです。
殺虫剤型
殺虫効果と虫をひっくり返し動けなくする効果を持つ製品が多く強力ですが、人が触れる場所や食品には使用しないよう注意が必要です。
冷却型
殺虫剤を含まなので子どものいる家庭やキッチンでも安全です。
忌避型
ゴキブリが嫌う成分を吹き付け、ゴキブリの侵入を防止して近寄らないようにします。
くん煙(くん蒸)タイプ
煙などで部屋全体の害虫駆除ができる製品。昔からあるくん煙剤のほかに簡単に使える製品がそろっています。
煙型
昔から使用されているタイプで、強力に煙を拡散させ駆除できますが、火を使うので安全確認が必要です。
水型
煙の発生に水を使うので安全性が高く、煙もニオイも少ないので、集合住宅でも使用しやすい製品です。
霧型
霧が広がり拡散するタイプで、スイッチを押すだけなので取り扱いが簡単。 火災報知機にも反応しないため、集合住宅でも安心して使用できます。
各タイプの特徴を生かして対策を
ゴキブリ対策グッズまとめ
ゴキブリ対策はまず掃除と整理整頓。キッチンなどを清潔に保つのが重要です。
ゴキブリ対策グッズは、設置タイプ、スプレータイプ、くん煙(くん蒸)タイプがあり、さまざまな効果の製品があります。状況と目的に応じて選びましょう。
家にいる機会が増えた昨今、ゴキブリ対策もしっかり行って、どうぞ健康で快適な毎日をお過ごしくださいませ。