「小さな恋のメロディ」
今まで多くの映画を見て来たが、やはり若い頃に見た映画が記憶に残っている。
その一つが「小さな恋のメロディ」(1971年、イギリス映画)で、その頃友人がビージーズを好きだったこともあり、彼らの曲をサウンドトラックに使ったこの映画を胸をときめかせて見たものだった。
映画のストーリーは11歳の男の子と女の子の可愛らしい恋物語だが、映画の節目のシーンで流される「メロディ・フェア」「若葉の頃」などのビージーズの曲が映像とマッチして美しかった。
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印象的なラストシーンと音楽
ラストシーンは、仲間たちの助けで、追いかけてくる先生たちから逃れた二人が、トロッコを漕いで彼方へ走り去っていく場面。
カメラアングルが上がりながら二人が遠ざかっていくラストシーンは感動的だ。
ここで流れていた曲はビージーズの曲ではなく、Crosby, Stills, Nash & Youngの「Teach Your Children」(1970年、アルバム『デジャ・ヴ』に収録。シングルでも発売)。
美しいハーモニーが映像とマッチしていて、この曲を聞くと、いつも映画のラストシーンを思い出すのだ。
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