先日、加藤厚生労働大臣が近くマスクやアルコール消毒製品の転売制限を近く解除すると語った、と報道がありました。
マスクは店頭には並んでいるけれど、コロナ発生以前の50枚500円には戻らず(もう戻るのは難しいかもしれませんが)、全国的な感染拡大は収まる気配もないので、マスクの需要はさらに増えそうです。
こんな時期になぜ解除するの?まだ早いよ、コロナが収まるまで、転売制限は続けるべきでは?と思っていたところ、ここ数日の吉村大阪府知事の思慮の欠ける、ポピドンヨードのうがいの話で、瞬時に店頭からうがい薬がなくなり、メルカリを見るとポピドンヨード、イソジンでもないうがい薬も価格の何倍もの高値で「ソルドアウト」売り切れになっている現状を見て、解除されたとたんに、マスクも二の舞になると思ってしまいました。
昨日のひるおびでも八代弁護士が同じことをおっしゃっていました。
(さらに言えば、2月からのマスクの店頭消失騒ぎのとき、菅官房長官がもうすぐ店頭に並ぶといい加減な説明を繰り返し、政府がなんの役にも立たなかった経験、政府への不信感が人々をドラッグストアに走らせたとも言えます。)
転売屋は自分の利益のためなら何でもします。店頭のマスクをまた買い占めます。
なぜそれが分からないのかな。
マスクの在庫を抱えた店から言われたのかな。謀党内幹部にでも言われたのかな。
でも、厚労大臣でしょう。国民の健康と店の利益とどっちが大事なのかな。
国民の反対を押し切って強行したGotoトラベルと同じことをやりそうで、怖くて仕方ありません。
お願いだから、これ以上くだらないことで国民を困らせるのはやめてくださいね。