(TBS HPより)
「私の家政婦ナギサさん」。試しに視てみたら案外面白い。
多部未華子は正直あまり好みではなかったが、このドラマを見てチャーミングだと思った。よくある若い女性が主人公のビジネスドラマは意外に好み、「ハケン占い師アタル」「同期のサクラ」「知らなくていい͡͡コト」など、結構好きで視ていた。以前はなにか絵空事めいて嫌いだったが、年をとったせいかあまり気にならなくなった。
このドラマ、主人公相原メイ(多部未華子)が製薬会社の営業(MRと言うらしい)で、若くしてチームリーダーを任されるほどバリバリ仕事ができるが、家事が一切できず部屋の中はゴミ屋敷状態。見かねた妹福田唯(趣里)が、腕がよく人気のおじさん家政婦ナギサを紹介して、部屋を片付けてもらうところから話が始まる。
第3回まで見たが、脚本がいいのか、ラブコメっぽいそらぞらしい感じがなく、あたたかい感じでほっこりするドラマだ。
主人公を演じる多部は、できる女のギラギラしたいやらしさがなく可愛らしい。
スーパー家政夫の「ナギサ」鴫野ナギサ(大森南朋)は多分難しい役だと思うが、まじめでやさしく、見ているだけで心が癒される。
主人公メイのような若い女性が次第におじさんのナギサを頼りにしていくのは、おじさんとしてはとてもうれしい状況で、全く関係ないのだが、何か共感してしまい気分が良くなる。バカですね。
ライバルの製薬会社MRである田所優太(瀬戸康史)は普段もっと弱弱しい役が印象にあるのだが、このドラマではとてもかっこいい。男でもほれぼれしてしまう。役者ってすごいな。
メイの妹役の趣里はもなにか自然な温かみがあってうれしい。
そして女性支店長はどこかで見た顔だと富田靖子だった。なつかしいな。
次回も見たくなる。オジサンにこそおすすめのドラマかもしれない。
※多部未華子がドラマの中でつけている5連パールのピアスが素敵だなと思ったら、ネットに情報を上げている人がいて、どこの製品かわかりました。タサキか、さすが高いな。もし若かったら恋人に買ってあげたい。チャーミングです。
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