人の記憶にはコンピューターと同じように短期の記憶RAMと長期の記憶ROMがあるように思うのだが、私の場合は短期記憶RAMが頼りない。
別に障害だとかそういうほどではなく、生まれつきどうも短期記憶の容量が少ないようだ。例えば仕事で打ち合わせをしてその結果を上司に報告したりする時、要領よく打ち合わせの内容について報告できなかったりする。同席した部下のほうが自分より細かく報告できて、情けなく思ったりしていた。
メモは取るように努力して、メモの取り方も学んでいたかダメ。いつも自分の何がいけないのだろうと感じていた。自分がこういう短期の記憶か劣っていることを認識してしないので。
気づいたのは人生の後半に差し掛かってからかな?
今考えるとあまり気にしなくて良かったのかもしれません。自分の場合、短期の記憶は消えるわけではなく、それをすぐに引き出すことが出来ないのですね、きっと。後で思い出したり、誰かに言われれば気がつくので。
いずれ、こんなRAMの容量が少ない人間がそれなりの職場でそれなりに働いていたことは逆に誇ってもいいのかなと思ったりする。
私はどちらかというと今までの人生いろいろ悩んで来たほう。そういう人はたくさんいると思う。
でもその原因は実は自分の努力不足じゃなくて、生まれつきの資質、生理的特徴だということも結構多いんじゃないか。
だから、自分の能力がないと悩んでる方、それはあなたのせいじゃないことも多いよ。悩みすぎるな!