10日ぶりに小田原市立病院で感染者1名、死者1名が発生してしまいました。
同病院の今までの感染者は35名、死者7名です。
感染者は以前PCR検査をして陰性だった方が発症し陽性となったとのこと。
小田原市立病院HPでは、
今回、陽性となった患者さんは、5月10日前後に院内の集団感染が発生した時点でPCR検査を実施し陰性となりました。
この患者さんにつきましては、PCR検査が陰性後も院内の感染対策チームや主治医が臨床症状や検査所見からの評価で7階西病棟での個室隔離を続けてきました。CT画像や発熱症状などの臨床所見をもとに感染の疑いを否定しきれないことから5月29日に改めてPCR検査を実施したところ陽性が確認され、重点医療機関に転院となりました。
同病院ではPCR検査で陰性だったので大部屋に入ったが、その後発症し検査で陽性、同室の入院患者が集団感染したことがありました(5/12市立病院発表)。
(市立病院から転院した人が市内のグループホーム「えん」や開成町の高台病院で感染を広げたこともありました。)
同じように陰性だった人が陽性になっている事象なので少し怖いのですが、今回は個別隔離されていたということなので、患者さんの感染リスクは低く、医療関係者が以前より徹底した防護をしていたなら感染が広がるリスクは少ないのかもしれません。
しかし、陰性だったのに陽性になるという事例は確か小田原保健福祉事務所管内でも3~4例ほどあったかな。PCR検査の精度の問題なんですかね。