keepr’s diary(本&モノ&くらし)

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地球温暖化と台風の大型化


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ひるおびで台風19号について放送していましたが、元東電社員で筑波大などの客員教授だという竹内某という方が、地球温暖化により台風が強力化しているというのは、科学的でないと言っていました。

今までの放送では、そのような考え方が多く話されていたので、おや?と思い調べてみました。

https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h17/hakusho/h18/html/H1012c10.html

国交省コラムより)

それによれば、

・「現在のところ、日本における大雨の発生数が長期的に増加傾向にあるのは、地球温暖化が影響している可能性があり、地球温暖化が今後進行した場合、さらに大雨の発生数は増加すると予測されます。」

・「地球温暖化と台風の関係については、現時点では、地球温暖化の影響が台風の大きさや強さに及んでいると結論付けることはできません。
 台風の年間発生数に対する、最大風速が毎秒33m以上の「強い」勢力を持つ台風の発生割合は、1970年代後半から80年代後半にかけて増加傾向にありましたが、80年代後半をピークに90年代後半まで減少傾向が続き、2000年代になって再び増加に転じています。このような動向は10~20年程度で増減するものであり、地球温暖化による気温の上昇傾向と明瞭な相関があると言うことはできません。
 しかし、気象庁気象研究所や財団法人地球科学技術総合推進機構を中心とする研究グループによる21世紀末頃を想定した温暖化予測実験によると、全球的な熱帯低気圧の発生数については、現在気候再現実験における発生数よりも30%程度減少する一方、海上(地上)の最大風速が45m/sを超えるような非常に強い熱帯低気圧の出現数については、地球温暖化に伴って増加する傾向があるとされており、災害が全体として激化することを想定することが重要と考えられます。
 ただし、現在のところこのような数値実験の結果がどこまで信頼できるかを判断するためには、更なる研究が必要です。」

要するに、

地球温暖化と大雨には相関関係がある。

地球温暖化と台風の強力化については、現在のところ、明瞭な相関関係があるというわけではないが、全球的な熱帯低気圧の発生数については減少する一方、非常に強い熱帯低気圧の出現数については、地球温暖化に伴って増加する傾向があるとの研究結果もあり、災害が全体として激化することを想定することが重要。

ということのようです。

つまり、地球温暖化と台風の強力化が科学的でないという佐藤氏のコメントは一面的で、国交省もその議論を否定しているものでなく、さらに今後の研究が必要としているものです。

竹内氏は他の場面でもこざかしく知識をひけらかし、他の意見にケチをつけ頭が良さそうにふるまっているように見受けられます。ここでも、いかにもケチをつけるような物言いで不快でした。

他のゲストも発言しにくいのではと心配てす。私なら一緒に出るのはイヤです。

ひるおびは好きなのですが、この人は不快でいらないです。

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